『レジデント 型破りな天才研修医』シーズン5に、あの人がカムバック!

米FOXの医療ドラマ『レジデント 型破りな天才研修医』を降板したあるキャストが、シーズン5の最終話にカムバックすることが明らかとなった。米TV Lineが報じている。(※本記事は、日本で未放送の『レジデント』シーズン5のネタばれを含みますのでご注意ください)

『レジデント』は、米ジョージア州アトランタにあるチャステイン・パーク記念病院を舞台に、利益を優先して隠蔽や不正を繰り返す上層部と、現場で命と向き合い正義を貫いていく若き医師の姿を描く医療ドラマ。

シーズン1から出演していたニコレット・“ニック”・ネヴィン役のエミリー・ヴァンキャンプ(『リベンジ』)が、シーズン4をもって降板したのは以前お伝えした通り。ニックはシーズン5の第1話で、交通事故に巻き込まれ、帰らぬ人になるという悲劇的な展開が描かれた。

シーズン5を通してコンラッドは妻の死を乗り越えようと努め、新しく病院に赴任してきた医師キンケイド・サリヴァン(ケイリー・ロネイン『GOTHAM/ゴッサム』)との間に何かが芽生えそうな気配があった。しかし、思い切って前へ進めないコンラッドを後押しするために、5月17日(火)に放送されるシーズンファイナルにニックが登場するとのこと。

ショーランナーを務めるピーター・エルコフは、4~5のフラッシュバックのシーンでエミリーが登場すると明かしている。

「ある意味で彼(コンラッド)は、まだニックとの過去に囚われていることをわかっています。第23話の冒頭で、彼は自分自身を解き放たなければならないことに気づくのですが、その方法がよくわからないのです。彼はその点ついて、いくつか良いアドバイスを受けることになります。彼は娘ジジが生まれた夜の記憶に思いを巡らせ、その夜の断片に戻り続けるんです。なぜなら彼は、どうやって自分が前に進めるのか、その夜に答えがあると思っているからです。そして彼はその答え、ある意味、彼を解放する悟りを得るんです」

またエルコフは、フラッシュバックによるエミリーの復帰はシーズン後半まで提案されなかったが、彼と脚本家チームは、シーズン5の初めに、3年先にタイムジャンプして以来、コンラッドを新しい誰かに引き合わせる適切な方法を探してきたとも付け加えている。

「私たちは、何が人をためらわせるのだろうかと考え始めたんです。そう、最愛の人が死んでしまったこと、幼い娘の母親です。彼を解放して、その章を終わらせる方法を考えなければなりませんでした。エミリーは復帰に前向きだったので、そのアイデアを中心に彼女の物語を構築しました」

エミリーがカムバックする最終話を含めた『レジデント 型破りな天才研修医』シーズン5は、米FOXにて毎週火曜日に放送中。日本ではシーズン4までがAmazon Prime VideoU-NEXTなどにて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『レジデント 型破りな天才研修医』