ダニエル・ラドクリフ、『ハリポタ』のリブート化は十分に可能性があると発言

世界中で原作小説、映画ともに大ヒットとなった『ハリー・ポッター』シリーズで主人公を演じたダニエル・ラドクリフが、『ハリポタ』のリブート化に興味があることを述べた。米Teen Vogueが報じている。

ダニエルは、米TBSで2月12日から放送中の主演ドラマ『Miracle Workers(原題)』のプロモーションで米TV Guideのインタビューに答え、昨今のTVリブートブームを踏まえて『ハリポタ』のリブート化について以下のように述べた。

「TV版のリブートをすることで、どういう効果があるかはわからないけれど、必ずしもその結果がゴールとは言えないよね。僕が生きているうちに何らかの形でリブート版があるとは思っているよ。現時点では、映画というものは、それだけで何か輝きがあるというか、価値が高いように思えるけど、いつかはそういうイメージもなくなると思う。そうなった時に、どういうことになるか非常に興味があるね」

映画『ハリポタ』シリーズからは、新シリーズとなる映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』や、ミュージカルなどが派生しているが、TVシリーズはいまだ未開の領域だ。

またダニエルはこう続けた。「『ハリポタ』の世界は、違う話でTVシリーズにできるはずだよ。100パーセントそう思うね。映画の前日譚のような話はいいんじゃないかな。(ハリーの親世代)ムーニー(リーマス・ルーピン)、ワームテール(ピーター・ペティグリュー)、パッドフット(シリウス・ブラック)、プロングス(ジェームズ・ポッター)の4人の話とかね」

そう語るダニエルが現在出演しているコメディドラマ『Miracle Workers』は、天国が舞台となり、ダニエルは人間の祈り手に応対する下級天使クレイグを演じている。クレイグの上司にあたる神に扮するのは、『レザボア・ドッグス』などで知られるスティーヴ・ブシェミ。趣味に没頭して、仕事をほとんど放ったらかしにしている神に代わり、クレイグは地球滅亡を防ぐために、あり得ないような奇跡を起こさなければならなくなる...というストーリーだ。

舞台などでも活躍しているダニエルは、『ハリポタ』TV版にも大いに興味があるようだ。世界中で大ヒットしている同作ゆえに、TVシリーズ化されれば話題性は十分だろう。(海外ドラマNAVI)

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『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』より
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