中国映画界の巨匠チャン・イーモウが、『HERO』(2002)、『LOVERS』(2004)のスタッフと再タッグを組み、「三国志」の〈荊州争奪戦〉をダイナミックにアレンジした最新作『SHADOW/影武者』。ショウゲート配給で9月6日(金)より全国公開となる本作の一般試写会が開催されることになった。
監督が「自分が本当に撮りたい物語と巡り会った」と語る本作は、構想から撮影開始までに3年半もの歳月がかけられている。ベネチア国際映画祭で絶賛され、米レビューサイト「Rotten Tomatoes」で支持率94%をマークした上、第55回金馬奨では12部門でノミネートとなり監督賞など4部門を受賞した。
時は戦国時代、沛(ペイ)国が領土を炎(イエン)国に奪われて20年。王は、敵と休戦同盟を結び、平和だが屈辱的な日々に甘んじていた。その裏で領土奪還を願う男たちの燃え上がる闘志を束ねているのが、頭脳明晰で武芸の達人の重臣・都督。都督は敵の将軍にして最強の戦士・楊蒼(ヤン・ツァン)に手合わせを申し込む。勝手な行動に王は憤激するが、実はその都督は影武者で、本物は自分の影に、自由と引き換えに敵地での大軍との戦いを命じていた。そして王もある作戦を秘めていた。果たして影武者を待つのは光か闇か、それとも...。
20kg減量し、筋骨隆々な影武者と病んだ都督の一人二役を演じたのは、『戦場のレクイエム』『人魚姫』『ドラゴン・フォー 秘密の特殊捜査官』シリーズなどに出演するダン・チャオ。都督の妻役は、歴史ドラマ『宮廷の諍い』で国際エミー賞女優部門にノミネートされ、ダン・チャオと私生活でも夫婦のスン・ リー。そして、沛国の王の妹・青萍(チンピン)役に、『故郷の香り』『PROMISE プロミス』のクアン・シャオトンが起用されている。
全国公開に先駆けて、東京・有楽町よみうりホールにて開催される試写会に、当サイトをご覧いただいている25組50名様をご招待! 応募要項はこちらのページから。(受付は終了しました)(海外ドラマNAVI)
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『SHADOW/影武者』
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