1冊の本をきっかけに色づきはじめた4人の女性たちの"人生の後半のアンサンブルドラマ"『また、あなたとブッククラブで』。12月18日(金)に公開する本作より、ダイアン・キートン、ジェーン・フォンダら往年の大女優たちがベストセラー官能小説をめぐって大騒ぎするシーンを切り取った本編映像を独占公開!
『また、あなたとブッククラブで』は、自分を変えるきっかけはどこにでもある...、一度観るだけで生きるエネルギーがフルチャージされる可笑しみと歓びに満ち、毎日にワクワクとトキメキを添える秘訣がつまった珠玉のアンサンブルドラマ。
あらすじ:
40年連れ添った夫を亡くした喪失感からまだ抜け出せないダイアン(ダイアン・キートン)、複数の男性たちとの関係を楽しんでいるハイクラスな経営者ビビアン(ジェーン・フォンダ)、離婚のトラウマに苦しんでいる管理職シャロン(キャンディス・バーゲン)、熟年夫婦の危機に直面する専業主婦キャロル(メアリー・スティーンバージェン)。立場は違っても長年の友人である4人は、それぞれの"人生の後半"らしい悩みを抱えながらも、1冊の同じ本を皆で読んだ後に集まり、感想を語り合う"ブッククラブ"を恒例の楽しみにしていた。
公開となった映像は、ビビアンが"まだ恋を知らない女子大生を待ち受ける愛と倒錯した官能の世界"を描き世界中でベストセラーとなった官能小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」(著:E.L.ジェームズ)を、次のブッククラブの"課題図書"として提案するシーンから始まる。
突然出されたビビアンからのエロティック路線に戸惑う3人。「この作品、本と言える? 持ってるだけで恥ずかしい」「知性を刺激するための読書会よ」とクラブ一番のインテリを自覚する真面目なシャロンはイマイチ受け入れることが出来ず、まるで汚らわしいものを持つかのように渡された書籍を扱うが、ビビアンからは家には「猫しかいないでしょ」と容赦無く一蹴される。
その後も「若者向けだわ」と最後の抵抗を続けるシャロンだったが、ダイアンら「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」に興味津々となったほかのメンバーたちからは "成熟した大人向け"と書籍に書かれたコピーを盾に「私たち成熟してるわ」と言い負かされてしまい、結果的に「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」が次の課題図書に決定することに。しかし、映像の中で、ビビアンがみんなに告げた「今年の会のテーマね」という発言が、まるでこれから始まる4人の新しい人生を予言するかのような本作のキーとも言えるシーンとなっている。
北米公開時には、『デッドプール2』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に次いで初登場3位の大ヒットを記録した本作。主人公の一人、ダイアンの名前は彼女を演じる"ダイアン・キートン"から取られたもの。脚本執筆時に彼女を念頭において作られた脚本を読んだダイアンは「登場人物たちはとっても絆が強くて、それを維持している。誰でも間違いなく"歳を重ねる"ことに向き合わなくてはいけないのですが、私たちには頼れる人たちがいて、そのことがこの映画ではとても重要な役割を果たしています。よくできた脚本です。今までで一番楽しいものでした」と絶賛し、参加を決意した理由を述べている。
映画『また、あなたとブッククラブで』は、12月18日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。(海外ドラマNAVI)
Photo:
『また、あなたとブッククラブで』(c)2018 BOOKCLUB FOR CATS, LLC ALL RIGHTS RESERVED