マーティン・フリーマン、『レスポンダー』は「混沌としていて不安を煽られる作品」

映画『ホビット』シリーズやマーベル『ブラックパンサー』、英人気ドラマ『SHERLOCK』などに出演しているマーティン・フリーマン。精力的に活動する彼が、英BBCの新作ドラマ『レスポンダー 夜に堕ちた警官(原題:The Responder)』について語っている。英Digital Spyが報じた。

『レスポンダー 夜に堕ちた警官(原題:The Responder)』とは

全6話となる『レスポンダー』はリバプールを舞台に、ファーストレスポンダー(緊急事態において現場にいち早く駆け付け、支援を提供する消防職員や警察官など)のクリスが時には危機に対処し、時には道徳的な決断も迫られる姿が描かれる。

クリス役で主演するマーティンが、「混沌としていて不安を煽られる作品」だと出演作を称し、自身が演じるキャラクターを分析した。

「クリスには弱さと強さが素晴らしくミックスされています。私は寡黙な彼には何か特別なものがあり、魅力的だと思います。人々が自分自身を過度に説明する必要のないキャラクターを好きなのは理由があり、クリスはそういった人物の一人だと思っています。彼は非常に知的で意識が高いですが、内に閉じこもっています。彼は家族にもカンセラーにも心を開くのが難しいと感じているのですが、おそらく彼の仕事では心を開かないのが賢明なのかもしれません。彼はストレスを発散して人と話す時期を選ぶのです」

またマーティンは、『レスポンダー』は、答えを提供するよりも多くの疑問を投げかける作品だとも語っている。「(シリーズに)均整が取れたものは何もありません。混沌としていて不安を煽られ、根底には真正性があります。私たちはみんな、刺激的で型にはまらない何かを作りたかったんです」

本作にはマーティンの他、フィリップ・バランティーニ(『ゾンビアーミー ~死者の軍隊~』)、ウォーレン・ブラウン(『Xカンパニー 戦火のスパイたち』)、フェイ・マッキーヴァー(『DES/デス』)、クリスティン・トレマルコ(『ヒトラーの秘密』)らが出演する。

マーティンが主演する『レスポンダー』は2022年8月10日(水)よりスターチャンネルEXで放送。9月19日(月・祝)23:00よりBS10 スターチャンネルで放送開始となる。(海外ドラマNAVI)

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マーティン・フリーマン ©Michael Redina