16世紀のイングランドを舞台にしたドラマ『THE TUDORS~背徳の王冠~』で、ヘンリー8世に忠実な側近チャールズ・ブランドン役を演じ、その後『インモータルズ -神々の戦い-』『マン・オブ・スティール』では主役を射止めた、まさに今ひっぱりだことなっているヘンリー・カヴィル。彼が新たに主演する映画『シャドー・チェイサー』では、なんと大御所ブルース・ウィリスらと共演するという。
旬の男にも苦しい時期があった。過去、新ジェームズ・ボンド役の最終オーディションに残ったヘンリーだが、年齢が若すぎるということで、結局ダニエル・グレイヴに持っていかれた。また、『トワイライト』原作者からエドワード・カレン役に、とプッシュされたものの、今度は年齢が高すぎるという理由でロバート・パティンソンに決まってしまう。実力は十分にあるのに、いつも惜しいところでチャンスを逃してきたヘンリーと時代の歯車がようやく合致したのが、ほかならぬ『THE TUDORS』だったのかもしれない。
ここ最近は人間離れした役が多かったが、映画『シャドー・チェイサー』では、ごく普通の青年を演じるヘンリー。何もかもわからないまま、非日常に投げ込まれ、機転と本能でピンチを切り抜けることになるそうだ。しかし、チェイスシーンなどアクションも身体を張って演じており、その高い演技力と存在感が十二分に発揮されている作品になっているとのこと。しかも、共演するブルース・ウィリスやシガーニー・ウィーヴァーといった大物アクションスターとも対等に渡り合っているというのだから一見の価値あり!
『シャドー・チェイサー』は、10月27日(土)から有楽町スバル座、新宿ミラノ他全国にて公開される。(海外ドラマNAVI)
Photo:『シャドー・チェイサー』
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