米国でリメイクも発表されたデンマーク発のサスペンス「ゾウズ・フー・キル~」の第3作。刑事カトリーネとプロファイラーのトーマスは新たな難事件に挑む!
日本未公開の話題作・秀作ドラマをどこよりも早くお届けするWOWOWプレミア。スウェーデンの小説「ミレニアム」3部作など北欧発のクライム・サスペンスに注目が集まる中、デンマークの「ゾウズ・フー・キル 殺意の深層」を今まで計2シーズン放送してきたが、12月は第3シーズンを放送。その前月、11月に第1話を無料先行放送する。本国TV2局では第1話が2011年5月に放送され、第2話は今年3月に放送された。
同国の女性作家エルセベート・エゴームの小説が原作で、引き続いて次々と発生する猟奇的連続殺人事件にタフな女性刑事カトリーネ(ラウラ・バック)と法医学精神科医トーマス(映画『光のほうへ』のヤコブ・セダーグレン)というそれぞれ個性的なコンビが挑んでいく。これまでと同様、捜査陣が心理学や科学捜査を駆使し、異常犯の心の闇に光を当てるのが見もの。今年1月、米国のA&Eネットワークがリメイク権を買ったのも話題だ。
<ストーリー>
第1話「死のゲーム」ゴミ焼却場から若い女性のバラバラ遺体が見つかる。女性刑事カトリーネと法医学精神科医トーマスら捜査陣は犯人を刺激せぬよう、事件をマスコミに漏れないようにするが、ある新聞の1面に特ダネとしてすっぱ抜かれてしまう。新聞社に電話をかけ、情報を漏らしたのが実は犯人自身だったと判明したのに続き、第2の犠牲者の遺体が見つかる。トーマスは、犯人が支配欲の強い社会病質者で女性を憎んでいるが、きちんとした定職に就き、恐らくは家庭も持ち、見た目はノーマルな男だとプロファイリング。やがて犯人は警察を挑発するかのようなサインを示しだし、まるでそれはあたかもゲームを楽しんでいるかのようだったが......。
<キャスト&スタッフ>
監督:カスパー・バルフォード
脚本:モーテン・ドラグスタ、シーヴ・ライエンドレム・エリアセン
出演:ラウラ・バック(カトリーネ・レイス・イェンセン役/声:安藤麻吹)
ヤコブ・セダーグレン(トーマス・シェファー役/声:宮本充)
ラース・ミキルセン(マグヌス・ビスゴー役/声:牛山茂)
レアケ・ヴィンター・アナセン(ミア・ヴォーゲルザン役/声:林 真里花)
フレデリク・メルダール・ノーゴー(スティーグ・モルベック役/声:綱島郷太郎)
<放送情報>
12月2日(日)午後2:30~(全2話)
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