イギリスで1963年からスタートした英BBCの長寿人気シリーズ『ドクター・フー』。本作で10代目ドクターを演じたことで有名なデヴィッド・テナントは、本国のトーク番組に先日出演し、近況を語った。
2011年に結婚した女優ジョージア・モフェットとの間に、もうすぐ三人目の子どもが産まれるデヴィッドは、秘密のベールに包まれた50周年記念番組について質問攻めにあう羽目に。司会者から「今年は『ドクター・フー』の50周年ですね」と話を振られると、「本当に!? 気がつかなかったよ」としらを切り、その後も、何も知らされていないの一点張り。
しまいには、こんなことを言い出した。「BBCがどれほど(情報漏れを)恐れているかを教えてあげようか。メーク室にいるときに、局からやってきたきれいなご婦人が近づいてきて言ったんだ――"『ドクター・フー』の50周年企画については、テレビで一切発言しないようにお願いします"ってね。それくらいBBCは恐れているんだよ。何も知らない僕の口を封じるために、スパイを送ってきたくらいなんだ」
そんなわけで、デヴィッドは肝心の50周年企画については言葉をにごすばかり。そういえばつい先日も、ファンに人気の高い歴代コンパニオン(旅仲間)のひとり、ローズ・タイラーを演じたビリー・パイパーが、「私に声はかかっていない」と発言したばかりだ。本当に彼らは何も知らされていないのか? 50周年記念番組には、どんなサプライズが待ち受けているのだろう?(海外ドラマNAVI)