高校教師がドラッグを精製するという掟破りのドラマ『ブレイキング・バッド』。同作のスピンオフが製作されるかもしれないことは少し前にもお伝えしたが、クリエーターのヴィンス・ギリガンが、米Vultureのインタビューで詳細について語ったという。
弁護士のソウル・グッドマンが主人公というスピンオフ。企画の話し合いは初期の段階にあるという。スピンオフを作ることは夢だったというギリガン。パイロット版と続くファースト・シーズン製作に意欲的らしく、おおよそは登場人物を設定したピーター・グールドに任せているとのことだ。
オリジナルとの違いについて尋ねられると、「今もドラマの1話を30分にするか1時間にするか検討している。本作より軽いタッチにするが、シットコムにはしない」とギリガン。「これまで今どきのシットコムには苦労させられた。シットコムは制約が厳しくてね。11秒ごとに笑いを入れなければならないんだ。やらせみたいに思えてね」と、シットコムのスタイルにリアリズムを感じられないと明かした。
まもなくシリーズン完結を迎える『ブレイキング・バッド』。人気シリーズはスピンオフとなって再び帰ってくるのか。企画実現の朗報を期待したい。(海外ドラマNAVI)
Photo:11秒ごとに笑いがお約束!?『ブレイキング・バッド』
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