薬物とアルコールを同時に過剰摂取したことにより、『Glee/グリー』のコーリー・モンテース(フィン)が突然この世を去ってから、ちょうど1か月が経つ。一方で、キャストやスタッフはすでに新シーズンの撮影に入っているわけだが、現場では誰もがコーリーを失ったつらさを深く感じているとジェーン・リンチ(スー先生)が米Us Weeklyに明かした。
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〈コーリー・モンテース追悼〉『Glee』撮影現場、ある1日の回想…
その稀な機会は、 2010年の初夏に訪れた。 「ある海外ドラマライターの方のスケジュールが、現場取材の日程と合わない。 代わりに尾崎くんが撮影を見に行ってくれないか?」 「それは是非、見させて頂きます!」 巷の話題をさらっていたドラマの撮影現場、 しかも、自分がこれまで関わったことが無いジャンルの番組だ。 俳優達がどの…
先週土曜日、同誌のインタビューに応えたジェーン。まずはキャストとスタッフで行った追悼式について言及し、「すばらしい追悼式だった。みんなが一緒にコーリーを思い出し、彼を称えたわ。仕事に戻れば、否応なしに物事は前に進む。だから追悼式をやってよかった。みんなが集まり、私たちは家族になることができた」と番組関係者らと深い悲しみを共有し、絆を深めたと述べた。
そして撮影が始まり、コーリーのいない現実をまざまざと突きつけられているという。「みんな、コーリーと仲が良かった。だから、それぞれがそれぞれの方法で悲しみを表現している。私の場合は毎日撮影に来ると、コーリーのトレーラーの横を通り、”彼はここにいるはず”と考えてしまう」とつらい胸中を明かし、気丈に撮影にのぞんでいる様子をうかがわせた。
10月10日にオンエアが予定されているシーズン5の第3話では、ドラッグが原因でのフィンの行く末が描かれるという。本エピソードでは、番組クリエイターであるライアン・マーフィーの脚本執筆に、コーリーの恋人のリー・ミシェル(レイチェル)も協力しているとのこと。情報源によると、ドラッグが引き起こす可能性のある恐ろしさを人々に伝えるため、リーはエピソードに真実を反映させたいとしているようだ。
なお、コーリーが亡くなった後、8月6日に初めて現場に戻ってきたリーは、「”家”はやっぱり居心地がいい」とツイートしたという。(海外ドラマNAVI)