『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』ファンに指名されたマット・ボマーが感謝のコメント

映画版『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のキャスティングをめぐり、原作ファンがネット上で署名運動を展開している問題について、渦中の人、マット・ボマーがついに沈黙を破った。

大ベストセラーとなった官能小説『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の映画化にあたり、大富豪グレイに『サン・オブ・アナーキー』のチャーリー・ハナム、清純な女子大生アナスタシアにダコタ・ジョンソンが抜擢されたことに原作ファンが猛反発。マット・ボマーとアレクシス・ブレデルの美形コンビをキャスティングするよう、嘆願サイトChange.comで署名運動を開始し、5日の段階で4万人ものファンが署名している。

人気ドラマ『ホワイト・カラー』に出演中のマットは米Entertainment Tonightのインタビューで、ファンによる主役の指名に対し、「感動と感謝の気持ちでいっぱいです」と謝意を表しながら、配役をめぐる騒動については「チャーリーとダコタ主演による映画の完成を楽しみにしています」とコメントし、主要キャストの二人への支持をはっきりと表明した。出演の意思がないことを印象づけ、騒ぎの沈静化をねらったものとみられる。

微妙な立場ながらも大人の対応をみせたマット。これで騒ぎが一段落し、落ち着いた環境で映画製作が進行してほしいものだ。なお、映画版『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』はアメリカで2014年8月に公開予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:マット・ボマー