今秋からシーズン14を迎える長寿シリーズ『CSI:科学捜査班』。同シリーズで捜査官ニックを演じるジョージ・イーズが脚本家といさかいを起こし、出演停止となったことはお伝えしたが、その不在にともない、急きょ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のマット(マシュー)・デイヴィスが起用されることがわかった。

米TVLineによると、『CSI』でマットが演じるキャラクターは、勇敢な消防士を父に持つ、頭脳明晰で負けず嫌いのスポーツマン・タイプということだ。一見社交的だが、内面に繊細さを秘めた一匹狼で、10月末から繰り返し登場する重要なキャラクターになるという。マットはこれまで人気ティーンズドラマ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』でアラリック役を好演。その後、米CWの新作『Cult(原題)』に主演したが、シーズン途中であえなくキャンセルとなってしまった。

一方、キャラクターの方針をめぐってトラブルを起こしたジョージは、新シーズンの3話まで出演し、4話から"特殊訓練へ派遣された"との設定で降板するらしいが、復帰のめどは立っていない。果たしてジョージは番組に戻るのか、いつ復帰するのか、復帰後もマットは継続して出演するのか、現時点では一切が不明だ。長年のニック・ファンにとっては、気がかりな雲行きとなりそうだ。

『CSI:科学捜査班』シーズン14は、アメリカで9月25日に放送スタート。(海外ドラマNAVI)