『SHERLOCK』マーティン・フリーマンの実生活のパートナー、アマンダ・アビントンがワトソン夫人役に!

現代イギリスを舞台に名探偵ホームズが活躍する、英BBCの大人気ミステリー『SHERLOCK』。現在シーズン3を製作中の同シリーズで、マーティン・フリーマン演じるワトソンの妻メアリー役を、マーティンの実生活上のパートナーである女優アマンダ・アビントン(『恋愛上手になるために』)が演じることがわかった。アマンダは3月から同シリーズの撮影に入っており、今回初めて英紙The Scotsmanのインタビューで役柄を明らかにした。

アマンダによると、マーク・ゲイティスらの番組クリエイターたちは、このキャスティングを以前から決めていたが、本人がそれを知ったのは今年1月、関係者たちがゲイティス邸に集った時のこと。一同はシーズン2のエピソード「バスカヴィル家の犬」をテレビで観た後、キッチンで新しいキャラクター、メアリーについて討論を始めた。そこでアマンダがふと、「メアリー役はだれがやるの?」とたずねたところ、「君さ」とこともなげに告げられ、仰天したそうだ。アマンダは「与えられたチャンスに驚いて、大喜びしたわ」と当時を振り返った。

アマンダは、結婚こそしていないが、12年連れ添うマーティンと二人の子どもをもうけ、今も仲睦まじく暮らしている。そんなアマンダでも、撮影現場でマーティンとベネディクト・カンバーバッチ(ホームズ役)の間に入っていくのは難しかったという。「二人は本当に相性がいいの。読み稽古でも素晴らしい化学反応を起こしてみせる。そこには美しい友情があって、割り込むには勇気がいったわ。メアリーはおじゃま虫みたいな存在なのね」とアマンダ。しかも彼女によれば「メアリーにもとびきりの秘密がある」とのこと。「きっと皆に好かれるキャラクターになるわ」と語った。

『SHERLOCK』シーズン3は英国で2014年初頭に放送される見通しだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:マーティン・フリーマン