大人気ミュージカルドラマ『Glee』のスー先生でお馴染みのジェーン・リンチが、最も優秀な映画・TVドラマ監督を選ぶ、全米監督組合(DGA)賞のホストに選ばれたことが明らかになった。米Hollywood Reporterが伝えている。
2014年1月25日(土)米・LAのハイアット・リージェンシー・センチュリー・プラザで開催される同組合の第66回授賞式のホストにジェーンを起用したことについて、DGAの会長パリス・バークレイは、「ジェーンを初めてDGA賞のホストに迎えることができ、非常に嬉しく思っています。実は、もう何年も知り合いで、彼女の機転の速さや...素晴らしい高身長に嫉妬していました(笑)。ジェーンはいつも彼女の監督をすることを楽しくしてくれるんです。そんな彼女が、今年の最も素晴らしい映画・TV作品を称える手助けをしてくれるのを楽しみにしています」とコメントしている。
本賞は、長編映画監督賞の受賞者がほぼ同じ年のアカデミー監督賞となっていたことからアカデミー賞の前哨戦としても注目を集めてきた。前回の長編映画監督賞は映画『アルゴ』のベン・アフレックが獲得し、アカデミー賞では監督賞にノミネートされていなかったが、見事、作品賞を獲得している。
その他ではTV映画/ミニ・シリーズ監督賞で『ゲーム・チェンジ 大統領選を駆け抜けた女』のジェイ・ローチ、TVドラマ・シリーズ監督賞で『ブレイキング・バッド』シーズン5(ファイナル・シーズン)第4話"Fifty-One"のライアン・ジョンソン、TVコメディ・シリーズ監督賞で『GIRLS』シーズン1第1話"Pilot"のレナ・ダナムなどが受賞している。
本賞の長編映画監督賞のノミネーションについては1月7日(火)に、TV作品やCMは1月9日(木)に、ドキュメンタリー映画は1月13日(月)に明らかになる予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:ジェーン・リンチ(c)Mayuka Ishikawa/www.HollywoodNewsWire.net