大ヒットドラマ『SHERLOCK シャーロック』が、本国イギリスでシーズン3のフィナーレを迎え、またしても高視聴率をマークしたという。
シーズン3の最終回となった第3話「His Last Vow」は、877万人の視聴者数を獲得し、視聴率にして32.1パーセントを記録。前週の884万人から比べるとやや減少したものの、依然としてその熱狂ぶりを伺わせる高視聴率をマークした。
英digital spyによると、シーズン3でも堂々の有終の美を飾ったことについて、脚本と製作総指揮を務めるスティーヴン・モファットは、「こんな風になるとは思ってもみなかった」とコメントし、「本作は驚くべきヒットでスタートを切ったが、今やシーズン3を放送し、視聴率は今まで以上の高さを記録している」と、嬉しい予想外だったと語った。
また、モファットいわく、2010年の放送当時は、内々で盛り上がる以上の可能性は予期していなかったという。「せいぜい視聴者数は300万人ぐらいで、どこかしらのヨーロッパの映画祭で賞をもらえるかもしれないと思ったぐらい。それが一大ブームを引き起こし、国際的なブームにまで発展した」と、当初はかなり控えめに(!?)見積もっていたことを明かした。
さらにモファットは、「私がもっとたくさん年を取っていれば、ここまで盛り上がった理由が説明できたかもしれない。40年後ぐらいにでも、また聞いてみてください。答えられるようにしますから」と、予想外の大ブームの原因を探るとジョークを飛ばしたとか。
シーズン3のフィナーレも大きな盛り上がりを見せた本作。ともあれ日本での放送が待ち遠しい。(海外ドラマNAVI)
Photo:みんなであと40年は長生きしないとね!『SHERLOCK』
(c)2010 Hartswood Films