昨年10月にアメリカでスタートした『プリティ・リトル・ライアーズ』(以下『PLL』)のスピンオフ『Ravenswood』。本家の人気にあやかれるのか注目されていたが、放送局の米ABC Familyは本番組をシーズン1で打ち切ることを決定した。
『Ravenswood』は、本家の登場人物であるケイレブ(タイラー・ブラックバーン)を含む5人の若者が呪縛によって"Ravenswood"という町に引き寄せられ、そこに潜む不可解な呪いを解き明かそうとする超常現象ドラマ。ハロウィン・スペシャルとして放送された『PLL』シーズン4の第13話にはケイレブが"Ravenswood"へ向かうくだりが描かれている。
人気シリーズ『PLL』の本編から首尾よく物語を派生させた『Ravenswood』は、通常のパイロット版製作という手順を踏まず、直接シリーズ製作が決定。ところが、初回放送では視聴者数210万人を獲得したものの、その後すぐに失速し、シーズン半ばには110万人まで落ち込んでしまったと米Deadlineは報じている。
なんとも残念なことに、当サイトで連載した【やらなきゃよかったスピンオフ】(その8)で懸念されたとおりの結果となってしまった。やはり「A」の失踪を巡る謎を知りたい『PLL』の視聴者を、超常現象の謎で引きつけるのは難しかったようだ。
『Ravenswood』の最終話となったシーズン1第10話は2月4日に放送された。(海外ドラマNAVI)
Photo:恐れていた結果になってしまいました... 『プリティ・リトル・ライアーズ』
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