『SHERLOCK シャーロック』でベネディクト・カンバーバッチが演じるシャーロックの口から飛び出す、周囲の人を罵倒したり、けなしたりするための言葉の数々。英What Cultureでは、これまで本作に登場したシャーロックの代表的な罵倒を紹介している。
すでに紹介したシーズン1に続いて、シーズン2の罵倒集を紹介しよう。
■シーズン2第1話「ベルグレービアの醜聞」
「自分を印象付けるために服を脱いで出てくるなんて、つまらん真似をするより考えろ」
対象:アイリーン・アドラー(ララ・パルヴァー)
直前のシーンで、裸で登場したアイリーンに驚いたにもかかわらず、どこかそれをごまかすようなシャーロックの子供っぽさを感じさせる罵倒。
「そっちの人数が多いと、部屋の中のバカ指数が上がる」
対象:アメリカからのヒットマン
相手が銃を構えていようが、多勢に無勢であろうがいつもの調子を崩さず相手をけなしてみせるシャーロック。
■シーズン2第2話「バスカヴィルの犬(ハウンド)」
「君は自ら光らないが、光の伝導体としてはまさに無敵だ!」
対象:ジョン(マーティン・フリーマン)
怒っているジョンの機嫌をとろうとして、失敗しているかのような台詞。しかし、この後の展開を考慮すると、シャーロックなりの素直な誉め言葉といえるかもしれない。
■シーズン2第3話「ライヘンバッハ・ヒーロー」
「君はハングリーだが賢くはない。信頼できる人間にも見えない。君に言葉を送るとしたらこうだ...。"君には吐き気がする"」
対象:ジャーナリストのキティ・ライリー(キャサリン・パーキンソン)
シャーロックの取材でスクープを狙う野心的な女性ジャーナリスト。身近な対象でないといことや、下心を持っていることが原因なのか、冷たく鋭い上に、嫌悪すら感じさせる台詞。シャーロックの数々の罵倒の中でも、珍しいタイプといえそうだ。
シーズン1に比べるとシーズン2は、ひねりの効いた言葉や変化球などバリエーションに富んだ罵倒が登場。シーズン3以降、シャーロックがどんな台詞で周囲をけなしていくのか、罵倒シーンにも注目していきたい。
『SHERLOCK シャーロック』は、AXNミステリーにて3月13日(木)14:15からシーズン1、2を続けて放送予定。シーズン3は、NHK BSプレミアムにて5月から放送予定となっている。(海外ドラマNAVI)
Photo:『SHERLOCK』AXNミステリーにて5月6日(火)13:00~23:00 シーズン1&2一挙放送
Colin Hutton(c)Hartswood Films 2010 John Rogers©Hartswood Films 2010