『SHERLOCK シャーロック』をはじめ、多くのドラマ、映画で活躍するベネディクト・カンバーバッチが、米TIME誌が発表する「世界で最も影響力のある100人」の仲間入りを果たした。
米TIME誌の「世界で最も影響力のある100人」は、「Titans(大物)」「Pioneers(先駆者)」「Artists(アーティスト)」「Leaders(指導者)」「Icons(アイコン)」などのカテゴリーに分かれ、政財界やエンターテイメント、スポーツなどの各界で活躍する人物が選出される。
ベネディクトは、歌姫ビヨンセや、先日エミー賞の司会に選ばれた人気コメディアンのセス・マイヤーズ(『サタデー・ナイト・ライブ』)、ロビン・ライト(『ハウス・オブ・カード 野望の階段』)、アカデミー賞主演男優賞を獲得したマシュー・マコノヒー(『True Detective』)、ケリー・ワシントン(『スキャンダル 託された秘密』)、スティーヴ・マックィーン監督(『それでも夜は明ける』)、アカデミー賞監督賞に輝いたアルフォンソ・キュアロン監督(『ゼロ・グラビティ』)等とともに「Artists」のカテゴリーで名を連ねている。
同誌ではベネディクトの選出に対して、同じく英国人俳優で『裏切りのサーカス』の共演者コリン・ファースからのメッセージが掲載されている。コリンはベネディクトを「驚くほど才能あふれた英国人スター」と称し、今年の「最も影響力のある100人」に相応しいとコメントしている。
25歳のときにベネディクトの両親と共演しているコリンは「(ベネディクトは)どこか懐かしさを感じさせる昔風の、ワンダ・ヴェンサム(母)とティモシー・カールトン(父)の資質を合わせ持っている」とコメント。さらには「共演した当時は二人が結婚していて、10歳くらいの息子さんがその才能を温めているとは思っていなかったよ」と当時を振り返り、「そして30年後の今、その子供が解き放たれて"ベネディクト・カンバーバッチ"になったんだ」と感慨深さをのぞかせている。コリンはベネディクトの才能と魅力をたたえた上で「ベネディクトの活躍は止めなければならないね!」と冗談交じりに結んでいる。(海外ドラマNAVI)
Photo:ベネディクト・カンバーバッチ (c)Izumi Hasegawa/www.HollywoodNewsWire.net