イギリス国立劇場ロイヤル・ナショナル・シアターが厳選した名舞台を、デジタル映像化してスクリーンで上映するプロジェクト第3弾として、6月27日(金)より全国公開される『ザ・オーディエンス』。米Netflixが、本作をシリーズ化するとの企画が進行中だという。
『ザ・オーディエンス』では、イギリス女王エリザベス2世と歴代総理大臣たちが、1952年から2012年の即位60周年を祝うダイヤモンド・ジュビリーの記念式典まで、バッキンガム宮殿で繰り広げた謁見が描かれる。映画『クィーン』でエリザベス2世を演じ、アカデミー主演女優賞に輝いたヘレン・ミレンが、再び同役を熱演していることもで話題になっている。
米BROADWAY BUZZによると、Netflixは本作を『The Crown』と題したシリーズとして、『ザ・オーディエンス』で脚本を務めたピーター・モーガンと演出のスティーブン・ダルドリーと、ほぼ契約締結までこぎつけているとのこと。こちらでも再びヘレンが、エリザベス女王を演じるのかは明らかにされていないが、『クィーン』でアカデミー賞脚本賞にノミネートされたモーガンと、舞台版『Billy Elliot』でトニー賞演劇演出賞を受賞したダルドリーが再びタッグを組むだけに、見応えある作品になることは間違いないだろう。
『ザ・オーディエンス』は、6月27日(金)から7月2日(水)まで、全国各地のTOHOシネマズにて公開予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:王室マニアの方、必見です! 『ザ・オーディエンス』