英BBCの人気ミステリーシリーズ『SHERLOCK シャーロック』のハドソン夫人役でお馴染みウーナ・スタッブズが、共演者たちの肖像画を描き展示会に出展している。
英The Independentによると、6月9日(月)から開催されているイギリスの王立芸術院(Royal Academy of Arts)の夏の展示会に、ウーナが手掛けた水彩画が展示されているという。ウーナが描いたのは、主人公シャーロック役を務めるベネディクト・カンバーバッチと相棒のジョン役を務めるマーティン・フリーマンという本作で大人気の二人の肖像画。いずれもウーナの人柄を感じさせる、優しいタッチで描かれている。
ウーナはこれまでにも多くの絵を描いており、かつてのインタビューでも「女優にならなければ芸術家の道に進みたかった」と語るほど。今回の出展については「美術学校に通いたかったのよ。これまでに自分が描いた作品をたくさん売ってきたけど、いつもは道行く人やカフェで過ごす人なんかを描いているわ」と語り、親しい存在をモデルにするのは珍しいことのようだ。
今回、王立芸術院の夏展に応募があったのは約12,000作品。その中からコンラッド・ショークロスやインカ・ショニバレ、エド・ルシェといった著名な芸術家の作品から、ウーナのようなアマチュア芸術家による作品まで、1,250点以上が選ばれ展示されている。ウーナの描いた"シャーロック"と"ジョン"は、パートナーにふさわしく、すぐ傍で展示されているようだ。
この展示会では多くの出展作品が販売されているが、この2作品については非売品となっている。王立芸術院の夏展は、8月17日(日)まで開催中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『SHERLOCK シャーロック』
(c)Colin HuttoncHartswood Films 2012