『ウォーキング・デッド』メルル VS 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ヨンドゥ、悪役として上手なのはどっち?

洋画として週末のオープニングNO.1という好スタートを切り、絶好調のアクション・アドベンチャー映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』。

本作で、主人公のピーター(クリス・プラット)が幼い頃に宇宙へ連れ去られて以来ずっと彼の父親代わりをしているのが、盗賊団のリーダー・ヨンドゥだ。演じるマイケル・ルーカーは、映画『ヘンリー』(1986)で殺人鬼ヘンリーを演じて以降、その強烈さと演技力が高く評価され、無情な男や悪役ばかりを多く演じてきた。以前にも何度か一緒に仕事をしているジェームズ・ガン監督は、マイケルがドラマ『ウォーキング・デッド』のメルル・ディクソン役でお馴染みとなったため、この作品ができなくなるのではないかと心配していたとか。しかし、ドラマが進むにつれて自由の身となり、キャスティングすることができたという。

マイケルは、"『ウォーキング・デッド』のメルルと本作のヨンドゥ、悪役としてどちらが上手か?"との質問について、「彼らはとても気質がよく似ている。二人とも厳しい形の愛情を心から信じているんだよ。その相手は、メルルの場合は弟、ヨンドゥの場合は愛する息子だね(笑)。ヨンドゥはとてつもなくパワフルだよ! メルルと一緒に行かなければならなくても、ヨンドゥはメルルを自分に近づかせないだろう、間違いなくね」と意味深に語っている。

また、ピーターとの関係について、「とても精神を高揚させてくれる見事なストーリーだよ。地球に行ってピーター・クイルを拾ったヨンドゥは、ある理由から本来連れて行くべきところへは連れて行かず、自分で育てることにする。そうやって彼と心を結んだヨンドゥは、彼が今では自分の問題に自身で取り組める勇気を持っていることに満足しているんだ」と話し、自身のキャラクターが、悪役というだけではなく愛情も持っていることを明かした。

本作で、メルルとは一味違った悪役を熱演するマイケルに注目だ。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は大ヒット上映中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』 盗賊団リーダー・ヨンドゥ
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