『カリフォルニケーション』のクリエイターであるトム・カピノス。その彼が、堕天使ルシファーを主人公にすえたコミックのドラマ化を手がけることになった。Deadline.comが報じた。

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このコミック「Lucifer」は、DCコミックのブランドのひとつVertigoから刊行された作品で、もともとはニール・ゲイマン作の有名コミック「The Sandman」のスピンオフとして作られたシリーズ。そのドラマパイロットの製作に、米FOXがゴーサインを与えた。

パイロットのストーリーは、地獄の王として君臨していたルシファーが、地獄に飽き、王座を捨てて華やかなロサンゼルスに移り住み、高級ピアノバーを開店する内容になるとのこと。製作総指揮・脚本を担当するカピノスが、『カリフォルニケーション』と同じロサンゼルスを舞台に、どのような作品を作り上げるのか注目される。

なお、製作を担うワーナー・ブラザーズ・テレビジョンは、現在、米CWで放送中の『ARROW/アロー』のほか、新作ドラマ『The Flash』(CW)、『Gotham』(FOX)、『Constantine』(NBC)、『iZombie』(CW)と、DCコミックの作品をベースとするTVドラマを多数手がけている。さらに『Supergirl』『Titans』などの企画も進行中とのことで、アメコミドラマは今後ますます勢いを増しそうだ。(海外ドラマNAVI)