ノルウェー発、孤高の探偵ヴァルグ・ヴェウムを主人公にしたミステリー・シリーズ第5弾。多民族社会が直面する難問を絡めた数々の事件をヴァルグが解決する!
ベストセラー小説とその映像化版『ミレニアム』シリーズなど、北欧サスペンスブームが世界中で巻き起こるなか、グンナル・ストーレセンの小説シリーズ(本邦未訳)を原作とする北欧ノルウェー生まれの本格ミステリードラマ『私立探偵ヴァルグ』の第5弾(第2シーズンの第3~6話で本国では2011~12年に製作)を日本初公開。
舞台はノルウェー第2の都市ベルゲン。主人公は児童福祉施設で働いたという異色の経歴を持つ、孤高の私立探偵ヴァルグ。一時は探偵業から足を洗って学校で教師をしていたが、第2シーズンで復帰。今回オンエアの4本は、そんな彼が新たに挑む4つの事件を描く。
人口が500万人強のノルウェーは、国民の生活や文化が世界の最先端レベルにあると同時に多民族社会。本作はそんな国柄を色濃く反映した良作である。本国ノルウェーでは劇場公開もされており、映画に引けを取らないそのクオリティの高さは今回も健在だ。
<ストーリー>
第1話「死の代償」ヴァルグが児童福祉施設時代に面倒を見ていたヤンはひとりの少女を人質に逃亡した上、ある夫婦を殺害したという疑いをかけられる。
第2話「闇に紛れた狼」ヴァルグの友人でアフガニスタン帰りの元傭兵のエヴァンが警備員として働く兵器製造会社で、兵器庫が爆発。エヴァンに容疑がかかる。
第3話「囚われた少女たち」ヴァルグは恋人カリンに頼まれ、夜の海岸でサシャという少女と会おうとするが、サシャは海に転落し、翌日遺体となって見つかる。事件の背後にはベルゲン港に到着する亡命者の問題があった。
第4話「ガラスの絆」カリンが臨月に入ったころ、売春婦の妹が失踪したと、その姉シーヴからヴァルグは捜索を依頼される。
<スタッフ>
原作:グンナル・ストーレセン
監督:ステファン・アペルグレン
脚本:ペッテル・ローセンルンド、タニア・ナネット・バデンディック
<出演>
トロン・エスペン・セイム(ヴァルグ・ヴェウム役/声:東地宏樹)
<放送情報>
10月12日(日)、13日(月・祝)午後3:00~[二](全4話)(2話ずつ放送)WOWOWプライム
公式サイトはこちら
(c)2011 CINEMISO AS - ALL RIGHTS RESERVED