『マトリックス』の監督ラナ・ウォシャウスキーとアンディ・ウォシャウスキー姉弟が、チャニング・テイタム&ミラ・クニスを主演にむかえて贈るオリジナルSFアクション超大作『ジュピター』。3月28日(土)に全国公開を控えた本作のビジュアル10点が解禁となった。
1995年の監督デビューからちょうど今年で20周年を迎えるウォシャウスキー姉弟。彼らを敬愛する米国のクリエイターたちが、本作のオリジナル・ビジュアルを制作。『アバター』『バイオハザードV リトリビューション』『パシフィック・リム』『X-MEN:フューチャー&パスト』など、数々のSF映画ポスターやDVDジャケットを手掛けてきたArt Machineなど、デザイン・スタジオのクリエイターたちが参加している。
『スターウォーズ』シリーズや『ブレードランナー』のポスタービジュアル、昨年他界した『エイリアン』のデザイナーで知られるH・R・ギーガーのデザインを彷彿とさせる様々なビジュアルは、壮大で独創性溢れる世界観を表現。SFファン必見の絵柄ばかりだ。
『マトリックス』から16年、ウォシャウスキー姉弟監督が全世界に放つSF巨編は、同作以来初となる完全オリジナル・ストーリーで、壮大な宇宙を舞台に、緻密につく込まれたスタイリッシュな映像と、手に汗握る迫力のアクションが満載。人類は、世界を統べる王朝に10万年前から<支配>されていたという驚愕の事実を知らされたヒロインが、未知なる冒険に巻き込まれていく様を描く。
ウォシャウスキー監督は、「デザインと美観は私たちにとって、とても重要。この『ジュピター』は特にそうだった。私たちは、多くのSF作品が描くことを避けてきたこと、つまり、異なる種類の美学を並置する覚悟を決めたの。例えば、スペインのビルバオ・グッゲンハイム美術館のクリーンな近未来的な光を、まったく違うロンドンの大英博物館にあててみるようなもの。また、現実の世界の汚れや暗さを表現することは、セット上やCGで創り出すのは難しい。だから私たちは、大部分が宇宙を舞台に展開する映画としては誰も想像できないくらい多くの部分を実際のロケーションで撮影したの」と徹底的に美術にこだわり、今までのSF作品へ敬意を表しつつ、『マトリックス』を超える映像革命にチャレンジしたことを明かす。
主演は『ホワイトハウス・ダウン』『GIジョー』のチャニング・テイタムと『ブラック・スワン』『テッド』のミラ・クニス。2012年People誌の最もセクシーな男性の第1位と、2012年米Esquire誌の最もセクシーな女性の第1位を獲得した、ハリウッド2大セクシースターによる夢の共演。ウォシャウスキー姉弟の映像革命の新章がもうすぐ幕をあける。
映画『ジュピター』は3月28日(土)より全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
Photo:映画『ジュピター』
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