魔女の呪いによって記憶を失ったおとぎ話のキャラクターたちが、現代アメリカで暮らすという設定の冒険ファンタジー、『ワンス・アポン・ア・タイム』。本作のシーズン2でアーサー王物語の円卓の騎士、ランスロット役を演じたシンカ・ウォールズが、今秋からシーズン5に再登場することがわかった。米Entertainment Weeklyが報じている。
同作のシーズン5では、中世ヨーロッパの高名な魔法使い、マーリンとアーサー王伝説が描かれることになっており、サンディエゴにて開催中のコミ・コンに参加した製作総指揮のエドワード・キッツィスは、「いや、どう考えてもランスロット抜きで(アーサー王の王国、ログレスの都)キャメロットには行けないでしょ」とコメントし、シンカの再登場をほのめかした。ただ、シンカがフラッシュバックの中で登場するのか、それとも現在の設定の中で登場するのかは今のところ明らかにされていない。
同シリーズにランスロットが初登場したのはシーズン2のフラッシュバックの中でのこと。ある女性と密通した不名誉な騎士として紹介されている。アーサー王物語では、主君アーサー王の王妃グィネヴィアと通じ、それにより円卓の騎士の分裂の一因を招いた人物として知られるランスロット卿。同シリーズの現代における世界では、バーバラ・ハーシー演じるハートの女王こと、コーラがランスロットを殺害したと告白しているが、彼が本当に殺されたかどうかはついにわからずじまいだった。新シーズンでは、ランスロットの運命が明らかにされる可能性も十分にありそうだ。そのほかに、ロビン・フッド役のショーン・マグワイアと魔女ゼリーナ役のレベッカ・メイダーがレギュラーに昇格を果たすことが決まっている。
『ワンス・アポン・ア・タイム』シーズン5は米ABCにて9月27日から放送スタート。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ワンス・アポン・ア・タイム』シーズン2 シンカ・ウォールズ
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