「脱出王」の異名を持ち、20世紀初頭にアメリカで旋風を巻き起こした伝説の奇術師フーディーニ。奇術師としての成功から死までの生涯をエイドリアン・ブロディが熱演。
20世紀初頭のアメリカで「脱出王」として知られた実在の伝説的マジシャン、ハリー・フーディーニ。その数奇な生涯を描いた伝記ドラマの大作を日本初公開。稀代の天才フーディーニによる華麗なマジックや、緊迫した脱出芸の各シーンが見どころ。同時にフーディーニの知られざる内面に迫っており、賞賛される一方で危険と隣り合わせの日々に恐怖を感じる心情を丁寧に描いている。
ミステリアスなカリスマ、フーディーニに扮したのは、2002年の映画『戦場のピアニスト』で29歳にしてアカデミー主演男優賞に史上最年少で輝いた人気実力派男優エイドリアン・ブロディ。手錠をかけられたまま、ぶら下げられたり水槽に沈められたりしながら、繰り返し脱出芸に挑んだフーディーニ。その彼をエイドリアン・ブロディが自らの肉体の限界に挑むように熱演した。
<ストーリー>
家族とハンガリーからアメリカに移住したエリック少年は、カーニバルで見た奇術に驚いて興味を持ち、マジシャンの道を志す。カーニバルに加わって各地を旅し、大人になってハリー・フーディーニと改名した彼は、手錠をかけられてもわけなく外す芸が認められ、やがてアメリカ中で評判となる。ダンサーだったベスを妻に迎えて彼女をアシスタントにしたフーディーニは、脱出芸以外のマジックも絶賛を浴びるようになり、アメリカのみならずついにヨーロッパにまでツアーのお呼びがかかる。
客からはより一層の刺激を求められるなど、マジックの危険度が増してゆく。その過激な演出で、フーディーニは何度も死の淵まで追い込まれるが、不思議とそんなとき母親の幻想を見て助けられた。しかし、最愛の母親が急死し......。
<スタッフ>
製作総指揮:アンドラス・ハモリ、ジェラルド・W・エイブラムス
製作:イルディコ・ケメニー
脚本:ニコラス・メイヤー
<出演>
エイドリアン・ブロディ(ハリー・フーディーニ役/声:平田広明)
クリステン・コノリー(べス役/声:宮島依里)
エヴァン・ジョーンズ(ジム役/声:飛田展男)
ルイス・メルテンス(少年ハリー役/声:芹澤優)
<放送情報>
8月29日(土)午後1:00~(全2話)[二]WOWOWプライム
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