『特攻野郎Aチーム』が新たなTVシリーズとしてリブート

日本にも多くのファンを持つ、1980年代の人気アクションTVシリーズ『特攻野郎Aチーム』を、新たにTVシリーズとしてリブートする動きがあるようだ。米Hollywood Reporterなどが報じている。

1983年から5シーズンにわたって米NBCで放送されたオリジナル版は、ベトナム帰りの元軍人4人が、特技を生かして命知らずのスペシャリスト・チームとして活躍する作品。ジョージ・ペパード、ダーク・ベネディクト、ドワイト・シュルツ、ミスターTが演じる、個性豊かな面々が醸し出すユーモアとアクションが魅力で、80年代を代表する人気作のひとつになった。2010年には『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』のタイトルで映画化され、リーアム・ニーソン、ブラッドリー・クーパーなどが出演している。

そのリブート企画を推し進めているのは20世紀FOXテレビジョンで、『ワイルド・スピード』シリーズを手掛ける脚本家・プロデューサーのクリス・モーガンが製作総指揮を担う。また、オリジナル版のクリエイターであるスティーヴン・J・キャネルの娘で、『メンタリスト』『GRIMM/グリム』など数多くのエピソードを監督しているターニャ・マキアナンも、製作総指揮に名を連ねる。脚本を担当するのは、TVシリーズ『スリーピー・ホロウ』製作総指揮者の一人であるアルバート・キムだ。

なお、リブート版はオリジナル版と同様、米特殊部隊の個性豊かな工作員たちの活躍を描くが、チームは男4人組ではなく男女混成になるとのこと。

『ワイルド・スピード』製作者が動かす企画とあって、派手なアクションも期待できそうな本企画の進展を見守っていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:製作総指揮者のクリス・モーガン(C)Kazuki Hirata/www.HollywoodNewsWire.net