『デビアスなメイドたち』シーズン4の製作決定!

大ヒットシリーズ『デスパレートな妻たち』のクリエイター、マーク・チェリーが手掛け、女優のエヴァ・ロンゴリアが製作陣に名を連ねる米Lifetimeのサスペンス・コメディ『デビアスなメイドたち』。ビバリーヒルズの豪邸で働くセクシーなラテン系メイドたちを主役に、セレブな雇用主たちのスキャンダラスな日常生活を描いた本作が、晴れてシーズン4へのゴーサインを得たことがわかった。

英Digital Spyによると、同局副社長のリズ・ゲイトリーは以下のような声明を出し、シーズン更新を明らかにした。「本作は継続して視聴者にお届けできる安定したヒット作です。番組とともに社会と関わろうとする忠実なファン層に恵まれました」「今年、作品の向上に尽力してくれた脚本および製作チームと、見事な演技を見せてくれたキャストのおかげで、番組はどんどん良くなるばかりです。新たなシーズンを更新することができて、とても誇らしく思います」と述べている。

本作は、『デスパレートな妻たち』で大成功を収めたチェリーが、メキシコで人気のテレノベラ(ラテン系ソープドラマ)『Ellas Son La Alegría Del Hogar』をベースに製作し、2013年から放送を開始したドラマだ。物語は、大富豪パウエル家で働くセクシーなメイド、フローラの殺人事件で幕を開ける。逮捕されたのは若いウェイターのエディ。彼の母親で大学教授のマリソル(アナ・オルティス)は、息子の無実を晴らすため、素性を隠して新米メイドとしてパウエル家に潜入。彼女と好奇心旺盛なメイド仲間たちがセレブ界のスキャンダルを暴いていく。

本作は友人の死で始まる展開や、女性の群像劇という点で『デスパレートな妻たち』と重なる部分が多く、当初は先行きが疑問視されていたが、フタを開けてみると初回エピソードは200万人の視聴者数を獲得。その後、好評のうちにシーズン更新を繰り返し、現在に至る。『デスパ~』を超えるヒット作に成長するか、今後も本作に注目したい。

全10エピソードで構成されるシーズン4は2016年、米Lifetimeにて放送予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:『デビアスなメイドたち』
(C)ABC studios