大人気ドラマ『ウォーキング・デッド』を視聴した男性が、その直後に友人がゾンビになったと思い込み、相手を殺害していたことがわかった。米NBCなど複数のメディアが報じている。
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10月26日（月）に警察が発表したところによると、事件が起きたのは先週木曜。米ニューメキシコ州の23歳の容疑者デイモン・ペリーは、同い年の友人クリストファー・パキンさんと一緒に、アパートで40オンス（約1200ミリリットル）のモルトリカーを何本も飲みながら『ウォーキング・デッド』を見ていたという。
ペリーが警察に語ったところによれば、番組視聴後、友人のパキンさんが彼に噛みつこうとしたので、ペリーは相手を激しく殴ったり蹴ったりしたという。さらに、エレクトリック・ギターを使って殴ったり、キッチンナイフで刺したり、レンジをぶつけたりしてパキンさんを死に至らしめた。
ペリーの凶行はそれで終わらず、アパートの部屋を飛び出すと、ナイフを手に持ったまま近所の女性を追い回したという。追いかけられた女性は自宅に避難することを余儀なくされたものの、幸いにも外傷はなかったようだ。その後、ペリーはその場にいた二人の男性に取り押さえられ、女性の通報で現場に駆けつけた警察に逮捕された。警察のスポークスマンによると、ほかに被害者はいないという。
ドラマや映画が見た者に影響を与えることは珍しくないが、悪い方向に作用して悲惨な事件が起きてしまったのは残念だ。亡くなった男性の冥福を祈りたい。（海外ドラマNAVI）
Photo：『ウォーキング・デッド』
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