『ゲーム・オブ・スローンズ』製作者が新たな大作ドラマを製作

7つの王国の覇権争いを壮大なスケールで描く米HBOの大河ファンタジー『ゲーム・オブ・スローンズ』。同シリーズの製作総指揮を務めるヴィンス・ジェラルディスが、新たな大作ドラマを手掛けることが分かった。

米Varietyによると、製作費が4000万ドルにも上るこの『The 4th Kingdom(原題)』は、『マッドマックス』と『ウォーターワールド』を足したような作品だという。メル・ギブソン主演の『マッドマックス』は、近未来の荒廃した世界で復讐に乗り出す男の姿を描いたアクション映画。一方の『ウォーターワールド』は、環境破壊の末に起きた大洪水によって一面水で覆われた世界で陸地を目指すアドベンチャー映画で、ケヴィン・コスナーが主演を務めていた。

破格の製作費をかけて壮大な叙事詩を描く『ゲーム・オブ・スローンズ』が第67回エミー賞で作品賞受賞といった大成功を収めたことを受けて、同じ路線の企画が多数持ち上がってきている。そんな中、本家の製作者が乗り出した『The 4th Kingdom』は新たな成功例となれるだろうか。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ』
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