『SHERLOCK／シャーロック』をはじめ、人気ドラマを数多く手掛ける英BBCが新たに贈る『ホロウ・クラウン／嘆きの王冠』が、12月14日（月）よりHuluで配信スタートとなった。本作は、2012年のロンドンオリンピックを記念した文化的オリンピックの一環として企画されたドラマで、イギリスの歴代の王たちの物語を描いたシェイクスピア戯曲ミニシリーズ。
ベン・ウィショー、トム・ヒドルストン、ベネディクト・カンバーバッチら英国を代表する俳優が、シェイクスピアの歴史劇を重厚感たっぷりに演じるということで大きな話題を集めている。
シリーズの幕開けとなる『リチャード2世』の主演は、ベン・ウィショー（『THE HOUR 裏切りのニュース』）。英国王きっての美男子とささやかれ、その華やかな宮廷での生活と市民への過酷な徴税により、いとこのヘンリー・ボリングブルック（後のヘンリー4世）に王位を奪われることになるリチャード2世の、栄光から堕落までの物語を迫真の演技で魅せる。続く『ヘンリー4世』でリチャード2世から王の座を奪った冷静沈着なヘンリー4世を演じるのは、アカデミー賞俳優のジェレミー・アイアンズ（『運命の逆転』）。そして、ヘンリー4世の最大の悩みであった奔放すぎる息子ハル王子（後のヘンリー5世）を演じるのは、『マイティ・ソー』のロキ役で知られるトム・ヒドルストン。このシリーズ1では、1399年から1415年アジャンクールの戦いまでの、3人の王の歴史を描く。また来年イギリスで放送されるシーズン2では、ベネディクト・カンバーバッチがリチャード3世を演じることもすでに決まっている。
英国の歴史にその名を刻んだ王冠を繋ぐ男たちの物語を描き、王と祭り上げられる一方でその裏に潜む彼らの真実の顔、闇や悩みを浮き彫りにした大人気シリーズ。実力派俳優たちの見事な演技と、製作の圧倒的なクオリティの高さで英国アカデミー賞では4冠を達成した。
『ホロウ・クラウン／嘆きの王冠』は12月14日（月）より第一話配信スタート。毎週月曜に一話ずつ配信予定。（海外ドラマNAVI）
Photo：『ホロウ・クラウン／嘆きの王冠』
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