大ヒットドラマ『ブレイキング・バッド』で主人公のウォルター・ホワイトを演じ、ゴールデン・グローブ賞、エミー賞など数々の栄誉を手にしたブライアン・クランストン。彼が、新作映画『Trumbo(原題)』でアカデミー賞主演男優賞に初めてノミネートされた。
ブライアンが演じるのは、ハリウッド黄金期を支えた脚本家ダルトン・トランボ。オードリー・ヘプバーンを一躍スターダムに押し上げた名作『ローマの休日』を生んだ脚本家だ。本作は、冷戦の影響により横行していた赤狩りの標的となりながらも、信念をもって闘い続け、2度のオスカーに輝いたトランボの実話を描いている。
ウォルターのように闘う男を演じた同役で、ブライアンはアカデミー賞だけでなく、ゴールデン・グローブ賞や英国アカデミー賞(BAFTA)の候補にも挙がっており、彼の新たな代表作が誕生したと言えるだろう。
共演は、『クィーン』のヘレン・ミレン、『運命の女』のダイアン・レイン、『マレフィセント』のエル・ファニングなど。監督は、『ミート・ザ・ペアレンツ』シリーズのジェイ・ローチ。
なお、ブライアンとともにアカデミー主演男優賞にノミネートされているのは、マット・デイモン(『オデッセイ』)、レオナルド・ディカプリオ(『レヴェナント:蘇えりし者』)、マイケル・ファスベンダー(『スティーブ・ジョブズ』)、エディ・レッドメイン(『リリーのすべて』)。同賞の結果は、2月28日(日)に発表となる。
ブライアンの主演映画『Trumbo』は今夏、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー。また、スターチャンネルにてTV最速プレミア放送も予定されている。(海外ドラマNAVI)
Photo:『Trumbo』Credit: Hilary Bronwyn Gayle