『アベンジャーズ』シリーズをはじめ、公開される作品が次から次へと世界中で記録的なヒットを飛ばしているマーベル作品。その最新作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の公開に先駆けて、3月22日、プロデューサーのネイト・ムーアが緊急来日し、TOHOシネマズ六本木にて特別イベントが開催された。
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これまで数々の危機から世界を救ってきたアベンジャーズ。しかしそれらの戦いによって多大な被害を出してしまったため、政府組織の管理下に置かれることになり、その判断をめぐってアイアンマンとキャプテン・アメリカが激しく対立。テロ事件の犯人としてキャプテン・アメリカの旧友バッキー(ウィンター・ソルジャー)が指名手配されたことを機に、最強チームのアベンジャーズはついに分裂。政府の管理を受け入れるアイアンマン側と、バッキーの無罪を信じて束縛を嫌うキャプテン・アメリカ側に分かれ、敵味方として戦うことになる...。
イベントでは、キャプテン・アメリカ、アイアンマンの両チームの顔ぶれが発表された。キャプテン・アメリカのチームは、ファルコン、スカーレット・ウィッチ、ホークアイ、ウィンター・ソルジャー、アントマン。対するアイアンマンのチームは、ウォーマシン、ブラック・ウィドウ、ヴィジョン、ブラックパンサー、スパイダーマン。キャプテン・アメリカの相棒ファルコンや幼なじみのウィンター・ソルジャーが当然チームにいる一方、キャプテン・アメリカやホークアイと親しいブラック・ウィドウは相手側につくなど、驚きの人選も見られた。
その後、吹替版でスカーレット・ヨハンセン演じるブラック・ウィドウの声を引き続き担当することが決まった米倉涼子が登場。「これまで一緒に戦ってきた仲間が対決しなければならないなんて複雑」と本作の展開について語ると、ブラック・ウィドウがアイアンマンのチームに加わることに対しては「彼女はキャプテン・アメリカやホークアイとの絆が強いので違和感はありますが、アイアンマン側につく理由があったのだと思います」と理解を示した。
複雑な思いを抱えながらぶつかり合うおなじみの面々をはじめ、ブラックパンサーやスパイダーマンといったアベンジャーズとは初対面となる顔ぶれも加わった大規模な"内戦"を描く『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は、4月29日(金)全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
Photo:キャプテン・アメリカ、ネイト・ムーア、米倉涼子、アイアンマン