大ヒットシリーズ『キック・アス』をはじめ、『ヒューゴの不思議な発明』『イコライザー』といった作品で知られる若手スターの筆頭、クロエ・グレース・モレッツ。彼女が主演するSFミステリー『フィフス・ウェイブ』の公開に先駆けて、4月19日(火)に公開直前イベントが開催され、モデルでタレントの藤田ニコルと、ひげ面のマッチョながらカワイイコスプレという容姿で話題沸騰中のレディビアードが登壇した。
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本作で女子高生のキャシーを演じたクロエがアメリカの10代に大人気であることになぞらえ、日本のティーンから絶大な支持を得る"日本のクロエ"としてセーラー服姿で登場した藤田は、「クロエちゃん大好きなんです!」とコメント。『フィフス・ウェイブ』のキャシーは正体不明の敵《アザーズ》の電磁波、自然災害、ウィルスに襲われて過酷な状況で単身サバイバルすることになるが、そんな主人公と同じく、今年高校を卒業して一人暮らしを始めたことで"一人で生き抜かなければならない"藤田は、「孤独な状況で病気にかかったら?」と聞かれ、一人暮らし開始直後に風邪を引いた時のエピソードを披露。「お母さんってデカいなと思った」と、キャシー同様、家族の大事さを痛感したことを明かした。
藤田はさらに、人間に紛れ込んだ敵《アザーズ》を見つけ出せるかが鍵となる本作の設定にちなみ、<JK軍団>の中からニセ女子高生を見分けるゲームに挑戦。目隠しをした状態で相手の匂いを嗅いだり髪や体に触ったりして調査した結果、「1番(レディビアード)が一番甘い匂いがする」と発言した。目隠しを外して相手の正体を知った際には、「まさかこんないい匂いがするとは思わなかった」と語って会場の爆笑を誘った。その後、レディビアードと相談しながらニセ女子高生探しを続けるも不正解だった藤田。「登場した3人が全員《アザーズ》」が正解と知り、「それってヒドくない?(笑)」と思わず不満を漏らす場面も。罰ゲームとして、レディビアードから"第5の波=付けひげ"を渡された。
ある日突然、圧倒的知能を持つ生命体《アザーズ》により4度にわたる攻撃を受けて、人類の99%が死滅。ほぼ壊滅状態となった地球で生き残った女子高生のキャシー(クロエ・グレース・モレッツ)は、離ればなれになってしまった弟を救うため、子どもたちが拉致された基地へと単身で向かう。いつまた来るか分からない襲撃の恐怖と、人間に紛れ込んだ《アザーズ》により誰が敵なのか味方なのか分からない極限状況の中、旅の途中でキャシーはある男性に助けられる。彼に惹かれながらも、心から信頼できないまま、ともに基地へ向かう彼女は、致命的となる第5の波、フィフス・ウェイブを止めることができるのか? そして《アザーズ》を見抜くことができるのか――?
クロエ以外には、『ジュラシック・ワールド』のニック・ロビンソン、『SEX AND THE CITY』のロン・リヴィングストン、『サン・オブ・アナーキー』のマギー・シフ、『TOUCH/タッチ』のマリア・ベロ、『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』のリーヴ・シュレイバーなど、ドラマでおなじみの顔ぶれが数多く出演している。
今回のゲーム以上に《アザーズ》を見分けるのが難しい映画『フィフス・ウェイブ』は、4月23日(土)全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
Photo:藤田ニコル、レディビアード