『キャッスル』打ち切りに対するキャストの反応は?

主役コンビの一人、ケイト・ベケット刑事役のスタナ・カティックがシーズン8をもって降板することが決定したものの、シーズン9への更新が待たれていた『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』。残念ながら打ち切りが決定したとのニュースを当サイトでも先日お伝えしたが、シリーズ終了に対して、出演者たちがSNS上でメッセージを発している。米Varietyほか複数のメディアが報じた。

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打ち切りが発表された今月12日(木)の翌日、スタナはTwitterに、「ファンのシリーズに対する愛のおかげで、想い出深い8シーズンを続けてこられました。感謝の気持ちを忘れないわ」という手書きのメッセージを写した画像を投稿し、想いを吐露。ベケットの相棒キャッスル役のネイサン・フィリオンも、「どんなことも終わりを迎えるものだ。『キャッスル』でみんなと働けたことは光栄だった。僕たちが成し遂げたことを誇りに思っているし、全てに感謝しているよ」とツイート。続けて、「親愛なる監督のみなさんへ。僕のスケジュールには空きができたみたいだ。親愛なるファンのみんなへ。次に僕が参加するプロジェクトは、『キャッスル』とはかけ離れた、新鮮かつ多彩なものになるはずだよ。感謝を」と、ユーモアを交えてコメントした。

また、ハヴィエル・エスポジート役のジョン・ウエルタスは、「ハリウッドは厳しい街だ。キャストとスタッフは、素晴らしい番組を作り上げる化学反応と愛、サポートを得られてすごくラッキ―だったと思う」と、シリーズ終了を惜しんでいる。キャッスルの娘アレクシスを演じたモリー・C・クインは、「『キャッスル』は私の人生の土台となったし、安心して学べる環境だった。赤毛の14歳だった私に、素晴らしいスタートを切らせてくれたABC局に感謝しているわ」とツイートしている。

先日、ネイサンとケヴィン・ライアン刑事役のシーマス・デヴァーがシーズン9にむけて契約を更新したとのニュースが伝えられたばかりだっただけに、番組が幕を下ろすこととなり本当に残念だ。キャストとスタッフの今後の活躍に期待したい。シリーズ最終話となるエピソードは、米ABCにて今月16日(月)に放送されている。(海外ドラマNAVI)

Photo:『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』
(C)ABC Studios.