『眠れる森の美女』の邪悪な妖精マレフィセント、『101匹わんちゃん』の悪女クルエラ・デ・ヴィル、『白雪姫』のイーヴィル・クイーン、『アラジン』の卑劣な右大臣ジャファーと、ディズニーでおなじみの悪役たち（ディズニー・ヴィランズ）の子どもを描いたTV映画『ディセンダント』。続編製作が決まるなど世界中で大反響を呼んだ話題作のリリース直前に、主人公を演じるダヴ・キャメロンのインタビューが到着。貴重なメイキング映像も解禁された。
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ダヴが演じたのは、マレフィセントの娘マル。閉じ込められた島から脱出しようとする母親にその手伝いをするように命じられるものの、新しい環境で人々の優しさに触れ、親の望む自分になるべきか悩む姿を共感たっぷりに演じている。そんなダヴのことは、ディズニー・チャンネルの『うわさのツインズ リブとマディ』の主人公として知っている人も多いだろう。"次世代のザック・エフロン"との呼び声も高い若手女優だ。
『うわさのツインズ』以外にも数々のドラマや映画に出演しているダヴだが、この役を演じるにあたってはプレッシャーを感じていたという。「ディズニーが好きな人はとても多いし、特にディズニー・ヴィランズに関してはネットで熱心なファンが多いの。だから、ちゃんとファンが喜んでくれるようにしたかった」と語っている。
本作は音楽とダンスも特徴だが、マルというキャラクターを作り上げていく上では、衣装が特に大きな役割を果たしたそう。「この映画はファッションをベースにしているの。ファッションを通じて、自分たちのキャラクターを表現していたわ」とダヴ。
一方で手を焼いたのがダンスだ。解禁されたメイキング映像の中でダヴは最初は散々だったと告白。「頭で考えすぎちゃダメ。体で覚えるのよ」と自分に言い聞かせ、一心不乱にダンスに打ち込んでいった様子が収められている。
主人公たちは、悪役の子どもは親と同じ悪の道に突き進むしかないのか、それとも自分の手で新たな人生を切り拓くことができるのか、葛藤を繰り返し成長していく。ダヴは、「あなたの家族がどんな人間かは関係なく、あなた自身が、この世界でどんな自分になりたいか、ということが重要なの」と本作のテーマを説明している。
魔法のバリアで覆われたロスト島。ここにはマレフィセントをはじめとしたディズニー・ヴィランズが暮らしている。彼女たちを島に閉じ込めたのは、海を隔てたオラドン合衆国の王、ビースト。そのビーストの息子ベン（ミッチェル・ホープ）は、ヴィランズたちの罪はその子どもにはなく、彼らは解放されるべきだと考えていた。生まれて初めて島を出ることになったマレフィセントの娘マル（ダヴ・キャメロン）とイヴィ（ソフィア・カーソン）、カルロス（キャメロン・ボイス）、ジェイ（ブーブー・スチュワート）の4人組だったが...。
ダヴをはじめとした次世代スターが輝くミュージカル映画『ディセンダント』は、ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンより明日5月18日（水）にDVDリリース、デジタル配信開始。（海外ドラマNAVI）
Photo：『ディセンダント』
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