デヴィッド・イェーツ監督ら『ハリー・ポッター』シリーズのスタッフが名作「ターザン」を全く新しい形で蘇らせた映画『ターザン:REBORN』。本日6月9日(木)、新ターザンを演じたアレクサンダー・スカルスガルド(『トゥルーブラッド』)が日本初公開となる特別フッテージ映像を引っさげて緊急来日し、上映イベントが行われた。
フッテージ映像の上映後、登場したアレクサンダー。「父(俳優のステラン・スカルスガルド)が大のターザンファンということもあり、自分もファンだったんだ。この作品で描かれているのは僕らが知っているターザンとはまったく違うターザンで、英国貴族でイギリスの首相とお茶を飲んでいるような人物なんだ。そんな彼がアフリカに戻り自分の中の野生の部分を解き放つという、非常に新鮮でまったく新しい構成のストーリーになっているよ」と、従来のターザンのイメージとは180度違う役どころについて語った。
本作のために約10kg増量して作り上げた肉体について聞かれると、「動物と戦うシーンなどもあるから、しなやかに動けることが大事だった。ボディビルダーがジャングルにいるという感じではなく、アスリート的な体を作り上げたんだ」と説明した。
日本にはアレクサンダーのようにたくましくて素敵な男性があまりいないので、勇敢でワイルドなターザンのような男性になるためのアドバイスを、と意見を求められると、自身が黒澤明映画を見て育ったことを話題に上げ、「三船敏郎は最高じゃないか! 僕のヒーローでもあるし、日本の男性は彼を見習えばいいんじゃないかな」と返して会場を沸かせた。
最後に、熱烈なファンの代表として、ジェーンに扮した横澤夏子が登場し、"ジャパニーズ・ミニチュア・ジャングル"として盆栽をプレゼント。ハグや頬へのキスを繰り返してくれたアレクサンダーに魅了されていた。
アクション・エンターテイメントとして生まれ変わった『ターザン:REBORN』は7月30日(土)より全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
Photo:アレクサンダー・スカルスガルドと横澤夏子