『SCORPION/スコーピオン』杉田智和ら声優陣が最新シーズンをアピール!

トータルIQ700の天才チームが頭脳と最新テクノロジーを駆使して難事件に挑む痛快犯罪捜査ドラマ『SCORPION/スコーピオン』。シーズン2の放送を直前に控えた7月11日(月)、日本語版声優陣への取材が行われ、杉田智和(ウォルター役)、谷昌樹(ケイブ役)、小林沙苗(ペイジ役)、福田賢二(トビー役)、田村聖子(ハッピー役)、原田晃(シルヴェスター役)が登壇した。

シーズン1放送で日本語吹替版が人気となっていた本作。その点について、杉田は「子どもの頃に見ていた『特攻野郎Aチーム』や『俺がハマーだ!』は吹替じゃないと面白くなかったので、それと同じくらいの価値を、今見ている子や、あの当時を懐かしむ大人に感じてもらえたらと思います」と語った。また、海外ドラマの吹替レギュラーが初だという杉田は「吹替は映像がすでにあるので、台本に書き起こされていない原音もチェックしています。それが楽しい部分であり、ストレスでもあります。吹替のニュアンスに関しては気に入らないと変えちゃっているので、翻訳家の方はキレてるんじゃないかな。もしキレていたら、すいません。でも、やめません」と収録の舞台裏を明かし、笑いを誘った。

チーム内のまとめ役であるケイブを演じる谷が「ケイブ役のロバート・パトリックがシーズン1よりもシャープになって魅力を増しているので、自分もシャープさをキープして、ロバートと勝負している感覚で挑んでいます」と語ると、杉田が「収録が終わる頃には、谷さんは体が液体になって、スタジオのドアを開けなくても出入りできるように進化していると思います」と、ロバートが昔演じた『ターミネーター2』のキャラクターにちなんでコメント。

役柄同様にチームの面倒を見ているのかと聞かれたペイジ役の小林は、「皆さん達者な方ばかりなので、私がフォローする必要は全くないです。ペイジの息子ラルフのキャストの方も含めて、全員が本当に仲が良くて、一緒になって楽しんでいます。ですけど、役の中ではリアルな役作りができるように、あえてラルフにはベタベタせずに冷たく接しています。もちろん現場では仲良くしていますよ(笑)」と答えた。

シーズン2は、各キャラクターの恋愛関係も見どころの一つ。原田は「シーズン1でシルヴェスターはウォルターの姉メーガンと恋仲になるんですけど、彼女は病気を患っているんです。そこを含めてシーズン2では驚きの展開が待っていますので、楽しみにしてください」と気になる発言。ハッピーと関係を持つトビーについて、福田は「トビーはつかず離れずという、微妙なイイ感じが続いています。そこはぜひご期待ください」と語った。ハッピーがメカの天才で言葉遣いなど男勝りなキャラであることについて、田村は「キャラクターが定まってないシーズン1では、セリフをハッピーよりに無理矢理に持っていってしまった時もありました。ハッピーの役者さんは他の人よりもスルッと自然体でしゃべっている感じがするので、強さという感じよりも、ラフなしゃべり方を意識して演技をしています」と説明した。

最後、杉田が「吹替だからこそ生かされる部分があって、だからこそ価値を感じてチャンネルに加入して見てもらう意味がある作品です。大真面目に頭を使っているように見えて、最後は脳筋で締めることが多いんですけど、それが何周か回って面白く感じるのが、一番のポイントです。そういう不条理な所を成立させるうまさがスコーピオンにはあります。シーズン2はそこも含めてパワーアップしているので、楽しみにしてください」と語った。

『SCORPION/スコーピオン』シーズン2はスーパー!ドラマTVにて7月26日(火)22:00より独占日本初放送。(海外ドラマNAVI)

Photo:(前列左より)谷昌樹、杉田智和、小林沙苗、(後列左より)原田晃、田村聖子、福田賢二