クリント・イーストウッド監督最新作となる、2009年に起きた実際の出来事を元にした『ハドソン川の奇跡』。その公開に先駆け、9月14日(水)に出演者のトム・ハンクスとアーロン・エッカートが来日することが分かった。トムは2013年の『キャプテン・フィリップ』以来3年ぶり、アーロンは2008年の『ダークナイト』以来8年ぶりの来日となる。
2009年1月15日、極寒のニューヨーク。160万人が住むマンハッタン上空850メートルで突如起こった航空機事故。全エンジン完全停止。70トンの機体が制御不能に陥り、乗客の命はおろか、ニューヨーク市内に墜落するかもしれないという未曽有の危機が迫る中、サレンバーガー機長はハドソン川に着水させることを決断。乗員乗客155人全員生存という奇跡の生還劇を成し遂げた。しかし、後に機長はその決断に思わぬ疑惑をかけられ、殺人未遂の罪に問われることに。160万人の命を危険にさらす大惨事を防いだ彼が、なぜ容疑者になってしまったのか?
全世界での興行収入600億円超という史上空前の大ヒットとなった『アメリカン・スナイパー』に次ぐ、イーストウッド監督作。21世紀に入ってから『ミスティック・リバー』『父親たちの星条旗』『チェンジリング』といった数々の社会派映画を生み出してきた彼が、『フィラデルフィア』『フォレスト・ガンプ/一期一会』で2年連続アカデミー賞主演男優賞を受賞したトムと初めて組んだ作品であり、クリント、トムのアカデミー賞ノミネートもすでに噂されている。
トムとアーロンのほか、『ブレイキング・バッド』のアンナ・ガン、『キャシーのbig C いま私にできること』のローラ・リニー、『The O.C.』のオータム・リーサーなど、ドラマファンにおなじみの面々も名を連ねる。
衝撃の実話の裏側に隠された真実を描く『ハドソン川の奇跡』は、9月24日(土)より丸の内ピカデリー 新宿ピカデリーほか全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
Photo:トム・ハンクスとアーロン・エッカート(『ハドソン川の奇跡』)
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