大ヒットドラマ『ブレイキング・バッド』のスピンオフで、ウォルター・ホワイトの"犯罪弁護士"ことソウル・グッドマンがジミー・マッギルと名乗っていた頃の前日譚を描く『ベター・コール・ソウル』に主演するボブ・オデンカークが、回顧録を発表することが明らかになった。米Varietyが報じている。
まだタイトルが決まっていないこの本では、彼の私生活とキャリアを掘り下げるだけでなく、スケッチや即興演劇に対する情熱、『サタデー・ナイト・ライブ』『ブレイキング・バッド』『ベター・コール・ソウル』といった作品での出演や脚本という仕事についても綴られるという。
ボブは、自身初となる回顧録について「辞書によれば、小説というものは主人公のモラルや心理面における成長を描くものだそうだけど、残念ながらこの本でボブ・オデンカークはどちらの面でも成長していないよ」と説明している。
版権を獲得したランダムハウス編集長のベン・グリーンバーグは、「長年のファンであるボブがジミー・マッギル/ソウル・グッドマンというキャラクターでブレイクして嬉しいよ。この本は、『ブレイキング・バッド』『ベター・コール・ソウル』のファンたちに、ボブの書き手としての才能とコメディアンとしての精神という新たな顔を見せるものになるはずだ」とコメント。
俳優、脚本家、監督、プロデューサーとして活躍するボブは、『ベター・コール・ソウル』の演技で2年連続でエミー賞主演男優賞にノミネートされている。(海外ドラマNAVI)
Photo:ボブ・オデンカーク(『ベター・コール・ソウル』)
(C) 2015 Sony Pictures Television Inc. All Rights Reserved.