『ブリジット・ジョーンズの日記』レニー・ゼルウィガー、もはや有名人と認識されてない?

2001年から始まった『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズの主演で世界的な知名度を得たレニー・ゼルウィガーだが、最近は道行く人からハリウッドスターだと認識される機会が減っているという。英トーク番組『The Jonathan Ross Show』でレニー本人が語っている。

人気シリーズ最新作『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』の公開を控えるレニーは、2011年から5年ほど映画やTVに姿を見せず、半ば"引退"状態となっていた。その空白期間がもたらした影響は大きかったようで、「表舞台から去って世間の関心を集めなくなると、人から気づかれなくなるのよ。コーヒーショップに行って注文しても私が誰なのか認識されないのは素晴らしいわ」と、プライベートで気づかれなくなったことを本人は喜んでいるようだ。

レニーは、しばらく業界から遠ざかっていた理由について「ずっと前から自分の中でやると決めていたことに集中する時間が欲しかったの。学校に戻って学びたいことがあったのよ。次々と映画に出演していると、どうしてもまとまった時間が取れないから、人として成長するためにその習慣を変える必要があったの。じゃないと、つまらない人間になってしまうから」と、自分磨きに励んでいたと説明している。

そんな彼女に対する印象が薄れているのは、一般のファンたちだけではないようだ。先月には、『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズの過去2作で共演したヒュー・グラントが、トーク番組の中でかつて共演した女優たちについて質問されていた際、レニーが写っている写真を見て「これは誰だい? 今まで一度も会ったことがないと思うんだけど」と反応したことも報じられている。

レニーがみたびブリジット・ジョーンズを演じる『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』は、10月29日(土)より全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:今月5日、『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』ロンドンワールドプレミアでのレニー・ゼルウィガー(中央)
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