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『スパイダーマン』シリーズのビル・ナンが62歳で逝去

2016年9月27日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

映画『スパイダーマン』シリーズで、新聞社デイリー・ビューグルの編集長ロビー・ロバートソンを演じたほか、スパイク・リー監督の作品に多数出演していたビル・ナンが62歳で逝去した。米Varietyなどが報じている。

今月25日(月)、画像共有サイトInstagramにリー監督がビルの写真を投稿し、彼がホームタウンであるペンシルベニア州ピッツバーグの自宅で息を引き取ったことを伝え、哀悼の意を表明。ビルは、リー監督がメガホンを取った『スクール・デイズ』『ドゥ・ザ・ライト・シング』『モ”・ベター・ブルース』に立て続けに出演。特に、『ドゥ・ザ・ライト・シング』では、巨大なラジカセでヒップホップをガンガンかけながらストリートを闊歩するレディオ・ラヒーム役で強烈な印象を残していた。

リー監督作で注目を浴びたビルは、その後、『天使にラブ・ソングを…』のようなコメディから『海の上のピアニスト』といったヒューマンドラマまで、幅広い作品で巧みな演技を披露。近年では米USAのコメディシリーズ『Sirens(原題)』でベトナム帰還兵のキャッシュを好演していた。

ビルの妻が米メディアに、彼ががんを患い闘病していたことを明かしている。アフリカ系俳優としてハリウッドで1980年代より活躍してきた彼の冥福を心より祈りたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:ビル・ナン(写真は2014年のもの)
(C)WENN/amanaimages

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海外ドラマNAVI編集部

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