ジム・キャリー、元恋人の自殺をめぐる非難に反論

コメディ映画で人気の俳優ジム・キャリーが、昨年9月に自身との破局を苦に薬物の過剰摂取で自殺した元恋人キャスリオーナ・ホワイトさんの一件で訴訟を起こされたことは以前お伝えしたが、このほど、ジムが裁判所に提出した書類の中で訴訟の内容に反論していることが明らかになった。米Varietyなどが報じている。

ホワイトさんが自殺する原因を作ったとして、彼女の夫マーク・バートンさんと母親ブリジッド・スウィートマンさんから訴訟を起こされていたジム。しかし、彼は裁判所に提出した書類の中でホワイトさんとの関係性について改めて説明し、スウィートマンさんとバートンさんが、彼女が自殺する際に使用した鎮痛剤を渡したのだと反論。ジムの弁護士は、彼を法的に守るために必要な保証金37万2000ドル(約3900万円)をスウィートマンさんが支払うまでは訴訟を保留するように求めている。

Varietyが得た情報によると、ジムの供述書類には、ホワイトさんのことを本当に大切に思っていたが、他のカップルと同じように浮き沈みはあったこと、彼女からの結婚の要望に応えることはできなかったものの、彼女のために家を用意して生活費も負担していたこと、ホワイトさんがバートンさんと結婚したのはグリーンカード(米国永住権)を取得するためだったことから、結婚後も彼女とデートを続けていたことなどが綴られているという。また、2013年にホワイトさんはジムから3つの性病をうつされたと告発していたが、彼はこれを頑なに否定し、「お互いに愛し合っていた」からこそ2014年11月に復縁したのだと主張。2015年9月に同棲に対する考え方に違いが生まれ、彼女は家を出て行ったと説明している。そして当時自身が背中を痛めていたことから鎮痛剤を服用していたことを認め、彼女が家を出たのと同時にその薬が消えたと明かしている。供述書類の最後は、その時の薬でオーバードーズを引き起こして亡くなったとして大きなショックを受けたこと、それからどのように過ごして喪に服したかなどが綴られていたという。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジム・キャリー
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