人気リーガルドラマ『SUITS/スーツ』でレイチェル役を演じているメーガン・マークルと、英国王室のヘンリー王子の交際の噂は以前当サイトでもお伝えした通り。このほど、英国王室が正式に二人の交際を認める声明を発表するとともに、行き過ぎた報道に警告を出した。米Varietyが報じている。
英国王室の王子と人気ドラマに出演している女優の交際報道は世間を大きく騒がせたこの10日間。以降、ヘンリー王子の心を掴んだメーガンを探ろうと、連日のように加熱した報道が続いている。その中でもヘンリー王子が気にしているのは、メーガンへの中傷が多く、中には人種差別ともとれる記述が含まれていること。父は白人、母はアフリカ系というメーガンは二つの民族にルーツを持っており、メディアは王族の恋人としていいのかと指摘。このような報道に対し、王室の声明ではメディアが一線を越えてしまっていると主張。「王子の恋人、メーガン・マークルさんには、言葉の暴力や嫌がらせの波が押し寄せています。ひどい内容の全国紙の一面、一部に見られる人種差別的なコメント、ソーシャル・メディアやウェブの記事には明らかな性差別と人種差別の記事があるなど、これらはとても公的に晒されています」と、綴られている。
また、メーガンはロサンゼルス出身だが現在は『SUITS』の撮影でトロント在住のため、ロサンゼルスで暮らす家族や友人、元恋人など周りの人たちに取材が殺到。先日も、母親のところへ英Daily Mailのジャーナリストが押し掛け、家の前で強引にインタビューしたといい、声明ではこのような行動に対しても自制を求めている。
メーガンは、名門ノースウェスタン大学で演劇を学んだ後、アルゼンチンの米国大使館に勤務。その後女優の活動を本格化させ、『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』や『FRINGE/フリンジ』、『CSI:マイアミ』などにゲスト出演し、現在は『SUITS』にレギュラー出演している。(海外ドラマNAVI)
Photo:ヘンリー・オブ・ウェールズ王子
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