『アベンジャーズ』『アイアンマン』シリーズなどの超メガヒット作品を次々に生み出し、『ハリー・ポッター』シリーズや『スター・ウォーズ』シリーズを超えて世界最速で累計興収1兆円を突破したマーベル・スタジオが贈る最新作『ドクター・ストレンジ』。まさに向かうところ敵なしの本作がいよいよ本日1月27日(金)より全国公開となるが、この度、衝撃の"逆再生"映像が解禁となった。
本作の主人公は、傲慢で天才的な外科医でありながら、不慮の事故で両手の機能を損なわれ、全てを失ったスティーヴン・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)。絶望の淵にあった彼が最後にたどり着いたのは、人知を超えた"魔術"の力。自分の手を治すために魔術の修行に励む中、しだいに強大な敵との戦いに巻き込まれていく。しかし、医師として人の命を救うことへの誇りを持つ彼は、敵であっても人を傷つけたくない。医師ゆえに敵ですら傷つけられないということに葛藤する彼は、いかにして世界を守るのか?
この度解禁となったこの映像は、なんとも非常識(?)なラストから時間軸が巻き戻っていくという今までに見たことのない衝撃的なものだ。実はこの時間の逆回転にはドクター・ストレンジの魔術に秘密がある。その秘密とは、時間を自由に操ることのできる力だ。"時を操る"というある意味チート的パワーに関して、マーベル・スタジオのトップであるケビン・ファイギは「マーベルには"地球"、"宇宙"そして"超自然現象"の3つを舞台があり、その3つ目の舞台の鍵を握るのがドクター・ストレンジと彼の魔術なんだ」と語っている。さらに「マーベルの世界を、次元を超えて行き来するキャラクターなど、これからのマーベル作品の基本ルールを出来るだけ分かりやすく説明したかったんだ」と明かす。
本作のメガホンを握ったスコット・デリクソン監督は「『アベンジャーズ』は素晴らしい存在となりましたが、マーベルはそれに満足することなく、賢明にもここで大きく舵をきり、『ドクター・ストレンジ』で野心的なチャレンジを試みたのです」と語り、本作が今後のマーベル作品において大きなターニングポイントになることを匂わせた。
ケビンやスコット監督のコメントから、ドクター・ストレンジの魔術が持つパワーは、今後のマーベル・シネマティック・ユニバースにとって、非常に大きな意味を持つことが良くわかる。そして今回公開となった映像は、その大きなストレンジの魔術力の一旦が垣間見える非常に貴重な映像なのかもしれない。さらに、ストレンジは医師であるが故に敵ですら傷つ けることためらう異色のヒーロー。そんなストレンジだからこそ、直接攻撃ではない時を操るパワーが非常に大切な力となるのだ。
1月27日(金)、日本はまだ誰も観たことがない史上最もミステリアスなヒーローの孤独な戦いと、我々の想像を遥かに超えた圧倒的な映像革命を目撃する。!
Photo:『ドクター・ストレンジ』
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