ニューヨークに暮らす20代女子4人組の恋愛や友情を描き、若い女性を中心に絶大な人気を誇る米HBOの"こじらせ"ドラマ『GIRLS/ガールズ』。主演・クリエイターを務めるレナ・ダナムが、同シリーズを映画化したいと語っている。米Hollywood Reporterが報じた。
今月より放送スタートとなるシーズン6にて、『GIRLS』は幕を閉じることになっているが、レナはシリーズに別れを告げる心の準備ができていないようだ。ショーランナーのジェニー・コナーは、「今は誰も映画化の話を聞く必要はないだろうけど、もし誰かが映画化を望むのなら、やるつもりよ」と断言。続けてレナも、「絶対に映画をやるわよ。シリーズのラストから、キャストがさらに成長するのを見届けられるよう時間は置くつもりだけど。HBOは『SEX AND THE CITY』の映画版2本にお金を出したんだから、『GIRLS』にも同じようにするべきよ」とコメントし、映画版を製作する気は満々のようだ。
レナがHBOに『GIRLS』のアイデアを売った時、まだ彼女は23歳だった。2ページにわたって書かれたピッチには、細かいキャラクター設定や筋書きもなく、当時のレナには脚本・主演・監督を務めた予算5万ドル(約560万円)のインディーズ映画『Tiny Furniture(原題)』の業績しかなかったという。しかし、当時HBOの社長だったスー・ナエグルとプロデューサーのジャド・アパトー(『40歳の童貞男』)が同作の大ファンだったため、『GIRLS』がシリーズ化されるに至ったのだ。
そんな、シンデレラガールとも言えるレナが手掛ける『GIRLS』ファイナルシーズンは、HBOにて今月12日(日)22:00より放送スタート。(海外ドラマNAVI)
Photo:『GIRLS/ガールズ』シーズン4
(C)2016 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and related channels andservice marks are the property of Home Box Office, Inc.