大人気犯罪ドラマ『ブレイキング・バッド』で主人公ウォルターを演じたブライアン・クランストンが、前日譚を描くスピンオフ『ベター・コール・ソウル』への出演願望を明かした。米Konbiniが伝えている。
同作は、『ブレイキング・バッド』に登場していたズル賢い弁護士ソウル・グッドマンことジミー・マッギル(ボブ・オデンカーク)が、弁護士として働き始めた頃を描いたシリーズで、4月10日(月)からスタートするシーズン3には、ジャンカルロ・エスポジート演じる悪役ガスが登場することが決定している。また、ジェシー役のアーロン・ポールも先月出演したトーク番組『エレンの部屋』の中で、シーズン3への出演をほのめかす発言をしていた。過去には、トゥコ役のレイモンド・クルツやティオ役のマーク・マーゴリス、クレイジー・エイト役のマックス・アルシニエガ、マイク役のジョナサン・バンクス、マルコ&レオネル兄弟役のルイス・モンカダとダニエル・モンカダといったオリジナルシリーズの面々も登場している。
声優を務めるコメディ・アニメ『SuperMansion(原題)』のプロモーションで米Moviefoneのインタビューに応えたブライアンは、かねてから『ベター・コール・ソウル』への出演を望んでいることを明かした。「絶対に面白くなるだろうと思うんだ。まだオファーはされていないけどね。(クリエイターの)ヴィンス・ギリガンが話題を集めるためだけにキャスティングするような人間ではないことはわかっている。もし彼に呼ばれたらすぐに行くよ。彼が出てほしいと望んでくれたら、僕は喜んで出るさ」
ファンだけでなく批評家からも称賛されている『ベター・コール・ソウル』だが、それはギチガンや彼のチームが脚本や製作で素晴らしい能力を発揮しているからこそ。オリジナルシリーズから見続けているファンにとってはウォルターの登場が待ちきれないかもしれないが、実現するのはもう少し先のことになるかもしれない。
『ベター・コール・ソウル』は米AMCにて、4月10日(月)よりシーズン3がスタート。(海外ドラマNAVI)
Photo:ブライアン・クランストン
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