2000年から7シーズンにわたって放送され、母ローレライと娘ローリーの絆を描いた『ギルモア・ガールズ』。その復活版『ギルモア・ガールズ:イヤー・イン・ライフ』の続編の製作が話題に上っているが、噂についてローレライ役のローレン・グレアムとローリー役のアレクシス・ブレデルがそれぞれ心中を語った。米Deadlineが報じている。
(以下は、『ギルモア・ガールズ:イヤー・イン・ライフ』に関するネタばれを含みますので注意してください)
4月9日(日)に開催されたThe Contenders Emmyのパネルイベントで、ローレンは「もうファンの中ではこの続編のことが合言葉みたいになっているようね。もし、他のことを何もしないでこの作品にだけ関われたら、死ぬまでローレライを演じるわ」と観客にリップサービス。続けて、「(今作のクリエイター&脚本家である)エイミー・シャーマン=パラティーノの脚本が本当に好きなの。パイロットを読んですぐに作品に共感したわ。充実感と爽快感を感じながら仕事をしたの。俳優として言うなら、ローレライを演じるのに飽きるなんていうことはないと思うの。でも今は、「こんなにもこの作品を愛してくれるファンに感謝を表し、満足してもらうためには何ができるか」と考える時期に来ているわ。もっと何かをする必要があるかどうかは私にはわからない。熱望されていないのに、長くやりすぎるというのも嫌だし。キャラクターたちをずっと生き生きと描く方法があるはずなんだろうけど、私はそれがそのキャラクターにとって最善のことなのかは、疑問だわ」ともコメントした。
一方アレクシスは出産シーンを演じたいかと問われると、ローレンが「とにかく話しまくりの出産シーンになるわよ!」と割って入った。「前例を見ないくらいおしゃべりする出産シーンね!」とアレクシスもジョークで返答。「どんなことを伝えようとしているのかで決まると思うの。ダイナミックで、私自身も共感できてハマってしまうようなストーリーに私は興味があるわ。今度の続編に関してはわからないけどね」と見解を述べた。
以前、Netflixのテッド・サランドスCEOが英通信協会に語ったところによると、同社としては復活版の続編製作を望んでおり、クリエイターのエイミー・シャーマン&ダニエル・パラディーノ夫妻と話はしているものの、見通しを語るにはまだ早すぎると述べていた。
まだまだ続編に関するニュースが期待できそうな同作。今後の動向を楽しみにしたい。『ギルモア・ガールズ:イヤー・イン・ライフ』はNetflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:ローレライ役のローレン・グレアムとローリー役のアレクシス・ブレデル
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