大ヒット大河ファンタジー『ゲーム・オブ・スローンズ』のジェイミー・ラニスター役で知られるニコライ・コスター=ワルドーの主演最新作『ブラッド・スローン』が、9月30日(土)より新宿シネマカリテ他にて全国順次公開となる。その予告編をご紹介しよう。
本作は、思わぬ形で監獄に収容された一人の男を主人公に、暴力が支配する世界で生き抜くため、"殺られる前に殺る"という刑務所ギャングの現実を描いたクライム・サスペンス。ジェイミーが演じるのは、エリートコースを歩み順風満帆な人生を送っていたものの、ふとした事故で監獄に収容されることになった主人公ジェイコブ。「戦士」と「犠牲者」の2種類しか存在しない世界で生き残るために変貌していく男を演じた彼は、この予告編では、鍛え上げられ多数のタトゥーが刻まれた肉体とヒゲという、ジェイミーとはかなり印象の異なる姿を披露。また役作りにあたり、刑務所ギャングに関する入念なリサーチを自ら実施したという。
ニコライのほかには、ジョン・バーンサル(『ウォーキング・デッド』『デアデビル』)、オマリ・ハードウィック(『POWER/パワー』)、ジェフリー・ドノヴァン(『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』)レイク・ベル(『ウェット・ホット・アメリカン・サマー:キャンプ1日目』)、ジェシー・シュラム(『フォーリング スカイズ』)、ベンジャミン・ブラット(『STAR 夢の代償』)、マイケル・ランデス(『新スーパーマン』)といったドラマファンおなじみの顔ぶれが脇を固める。
さらには、囚人役のエキストラとして本物のギャングや前科のある犯罪者が起用されていたり、アメリカ史上最も最悪な暴動が起きた場所として知られるサンタフェのオールド・メイン刑務所でも撮影を行うなど、リアリティにこだわった作品に仕上がっている。
監督・脚本を手掛けたのは、これまでも受刑者の減給制度を取り上げた『オーバードライヴ』や、刑務所が舞台の『プリズン・サバイブ』でアメリカの犯罪や法の問題点を鋭く描いてきたリック・ローマン・ウォー。カリフォルニアの刑務所に2年間潜入して実際に見た「囚人が支配するアメリカ刑務所の現実」が本作には反映されているとのこと。
愛する家族に恵まれ、エリートコースを歩み順風満帆な人生を送っていたジェイコブ。しかし、交通事故で人を死なせてしまったことから人生が一変。収容された監獄は、殺し合いの抗争渦巻く、暴力が支配する世界だった。少しでも弱みを見せたら危険な酷薄無情の世界で生き抜く術はただ一つ、"殺られる前に殺る"こと。体を鍛えた男は頭脳と腕力で熾烈な抗争に立ち向かう!
『ブラッド・スローン』は9月30日(土)より新宿シネマカリテ他にて全国順次公開。
Photo:『ブラッド・スローン』
©2015 Shot Caller Films, LLC. All Rights Reserved.