ガエル・ガルシア・ベルナル、メキシコ地震で連絡の取れない父を探してと訴える

現地時間9月19日(火)にマグニチュード7.1の巨大な地震がメキシコ中部の町を襲った。この大災害では、人探しや緊急メッセージの送信にSNSが活用されているが、『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』でロドリゴを演じているガエル・ガルシア・ベルナルもその一人であったようだ。米Mashable Asiaが報じている。

9月17日(日)まで開催されていたトロント国際映画祭に参加していたガエルは、今回の地震によりメキシコで暮らす父親と音信不通に。自身のTwitterで父親の安否情報を求める呟きを投稿した。父親探しを願うツイートは現在削除されてしまっているが、「父が無事だと報告をもらった。一部地域では携帯電話の電波もなく、電気も止まっていて連絡ができない状態のようだ。協力してくれてありがとう」と、無事見つかったことを報告している。

ガエルはその1時間後にも「僕の父は元気で大丈夫だ。協力と気遣いをありがとう。心から、そして僕の愛と共に、感謝しているよ」と、繰り返しツイートしている。ガエルや、彼と共にCanana Films制作会社を立ち上げたメキシコ人俳優のディエゴ・ルナ(『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』)は、支援に名乗りを上げている人や緊急情報を呼びかけている人のツイートを積極的にリツイートし共有している。

ディエゴは、「彼らがモバイルのネットにアクセスできるように写真や動画の送信を控えてください。道をあけてください。救急隊が移動します」といった呼びかけや、「メトロとメトロバスが動いています。みなさん車の利用を控えて、救助者のために道をあけてください。非常事態なんです」と、全体への協力を呼びかけている。

日本時間9月22日(金)現在、メキシコ地震での建物の倒壊などにより、250人以上の死亡を確認。今なお懸命な救助作業が続いている。(海外ドラマNAVI)

Photo:ガエル・ガルシア・ベルナル
(C)NYKC/FAMOUS